特許
J-GLOBAL ID:201003093211166848
燃料供給システム、ディーゼルエンジンおよび燃料供給方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小川 信一
, 野口 賢照
, 斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-047979
公開番号(公開出願番号):特開2010-203286
出願日: 2009年03月02日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】ジメチルエーテル(DME)を燃料とするディーゼルエンジンの始動性を向上させる。【解決手段】燃料タンク1のDMEからなる燃料を、圧送ポンプP1を作動した状態で、第1、第2、第3電磁弁MV1〜MV3を開き、供給配管2a、サプライポンプP2、第2戻り配管2gおよび主戻り配管2eを経て燃料タンク1に戻し、サプライポンプP2に残される気体状態の燃料を押し流すように循環させる。予め設定された時間の経過後、圧送ポンプP1を作動したまま、第3電磁弁MV3を閉じ、サプライポンプP2の出口側の調圧弁の作用により燃料に圧力を加える。センサS1で検出された燃料圧が予め設定された圧力以上と判定すると、ディーゼルエンジンEのスタータモータの回転を許可し、スタータモータを回転してエンジンを始動するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料タンクに貯留されたジメチルエーテルからなる燃料を第1ポンプにより第2ポンプへ供給し、さらに第2ポンプからコモンレールを介してディーゼルエンジンに供給するコモンレール方式のディーゼルエンジンの燃料供給システムにおいて、
前記第1ポンプと前記第2ポンプとを接続する供給配管に設けられた第1開閉手段と、
前記第2ポンプの入口の圧力および温度を検出する第1検出手段と、
前記第2ポンプおよび前記コモンレールと前記燃料タンクとを接続する第1戻り配管に設けられた第2開閉手段と、
前記第1戻り配管の内部の圧力を検出する第2検出手段と、
前記第2ポンプおよび前記コモンレールを接続する配管の途中に接続され、前記第1戻り配管に接続される第2戻り配管と、
前記第2戻り配管に設けられた第3開閉手段と、
前記第1、第2ポンプおよび前記第1、第2、第3開閉手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記第1ポンプを作動した状態で、前記第1、第2、第3開閉手段を開いて、前記燃料タンクの燃料を、前記供給配管、前記第2ポンプ、前記第2戻り配管および前記第1戻り配管を経て、前記燃料タンクに戻して前記第2ポンプに残される気体状態の燃料を押し流すように循環させて、予め設定された時間が経過したら、前記第1ポンプを作動したまま、前記第3開閉手段を閉じることにより、前記第2ポンプの出口側の調圧弁の作用により前記燃料に圧力を加え、前記第1検出手段により前記燃料の圧力を検出し、予め設定された圧力以上であると判定すると、前記ディーゼルエンジンのスタータモータの回転を許可し、前記スタータモータを回転してエンジンを始動する構成を有する燃料供給システム。
IPC (5件):
F02M 37/20
, F02D 41/06
, F02M 37/08
, F02M 37/00
, F02N 11/08
FI (7件):
F02M37/20 E
, F02D41/06 375
, F02M37/08 A
, F02M37/00 341D
, F02N11/08 Y
, F02M37/00 331B
, F02M37/00 311D
Fターム (10件):
3G301HA02
, 3G301HA21
, 3G301KA01
, 3G301LB07
, 3G301LB13
, 3G301LC03
, 3G301NA08
, 3G301PB01Z
, 3G301PB08Z
, 3G301PF16Z
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