特許
J-GLOBAL ID:201003093934141568
磁気比例式電流センサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
村井 隆
, 村井 弘実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-299524
公開番号(公開出願番号):特開2010-127636
出願日: 2008年11月25日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】ゲイン調整にあたってホール素子等の磁気検出素子の駆動電流を変化させることを不要としてゲイン調整に伴うオフセット電圧の変化をなくすことで、ゲイン調整を簡素化した低コストの磁気比例式電流センサを提供する。【解決手段】調整の際には、まずホール素子16の駆動電流ICを固定し、次に中間電圧生成回路26の抵抗R2の抵抗値を調整してオフセット電圧の影響を調整し、その後、抵抗RTの抵抗値を調整して差動増幅器22の増幅度を調整する(ゲイン調整する)。差動増幅器22の増幅度の調整によりホール素子16の駆動電流ICは変化しないため、駆動電流ICの変化に伴うオフセット電圧の変化は考慮しなくてよい。すなわち、再度のオフセット調整やそれを考慮した複雑な計算が不要であり、ゲイン調整の工程が簡素化できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被測定電流によって発生する磁界が印加される磁気検出素子と、
前記磁気検出素子を定電圧駆動又は定電流駆動する駆動回路と、
前記磁気検出素子の出力電圧を増幅する差動増幅器とを備え、
前記差動増幅器は、オペアンプと、第1ないし第6抵抗と、トリミング可能な抵抗又は可変抵抗とを有し、
前記磁気検出素子の一方の出力端子と前記オペアンプの反転入力端子とを接続する経路に前記第1抵抗が設けられ、前記磁気検出素子の他方の出力端子と前記オペアンプの非反転入力端子とを接続する経路に前記第2抵抗が設けられ、前記オペアンプの出力端子と前記反転入力端子とを接続する経路に前記第3及び第4抵抗が直列に接続され、前記非反転入力端子と基準電圧端子とを接続する経路に前記第5及び第6抵抗が直列に接続され、前記第3及び第4抵抗の接続点と前記第5及び第6抵抗の接続点とを接続する経路に前記トリミング可能な抵抗又は前記可変抵抗が設けられ、前記第1及び第2抵抗が同抵抗値であり、前記第3ないし第6抵抗が同抵抗値である、磁気比例式電流センサ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
2G025AA14
, 2G025AB02
, 2G025AC01
引用特許: