特許
J-GLOBAL ID:201003094283890865

制限酵素の認識配列に依存したDNA部位の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-280005
公開番号(公開出願番号):特開2010-158240
出願日: 2009年12月10日
公開日(公表日): 2010年07月22日
要約:
【課題】本発明目的は、制限酵素の認識配列に依存したDNA部位を、試料中のDNAを抽出処理することなく、定量的に検出する方法、および前記方法に使用するためのキットを提供することにある。【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために、まず、メチル化感受性を含む制限酵素による配列特異的な消化、ならびに、メチル化部位の有無による切断特性の変改を利用して、単一細胞、DNA露出処理した細胞あるいは組織のDNAを消化し、切断後に露出された配列特異的DNA鎖3’末端に蛍光標識またはビオチン標識dUTPをTdTによって結合させて検出する方法を開発した。本発明の方法は、組織化学的かつ特異的にメチル化感受性配列を認識して切断鎖を作製することから、メチル化配列の存在を簡易に検出できる。さらに、本発明者らは、本発明の方法を制限酵素消化配列にも応用できることを見出した。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(a)から(c)の工程を含む、試料中のDNAを抽出処理することなく、対象となるDNA部位の有無を定量的に検出する方法。 (a)対象となるDNA部位において制限酵素処理により、目的とする配列を特異的に切断する工程、 (b)切断されたDNA断片の3’末端OH基にターミナルトランスフェラーゼ(TdT)を用いて標識物質を付加する工程、および (c)前記標識物質を検出することにより、対象となるDNA部位の有無を定量的に検出する工程
IPC (1件):
C12Q 1/68
FI (1件):
C12Q1/68 Z
Fターム (13件):
4B063QA13 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ34 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR14 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR75 ,  4B063QR77 ,  4B063QS36 ,  4B063QX01 ,  4B063QX07
引用文献:
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