特許
J-GLOBAL ID:201003094342580344
スイッチング電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三反崎 泰司
, 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-085955
公開番号(公開出願番号):特開2010-239797
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】装置内の部品点数を削減しつつ、スイッチング素子における短絡損失を抑制すると共に出力整流素子に印加されるサージ電圧を抑制することが可能なスイッチング電源装置を提供する。【解決手段】1次側巻線31A〜31Dおよび2次側巻線32A,32B間と、1次側巻線31A〜31Dおよび第3の巻線33A,33B間とが、2次側巻線32A,32Bおよび第3の巻線33A,33B間と比べて疎に磁気結合されている。また、これにより生ずるリーケージインダクタンス成分(インダクタLre)とコンデンサC1〜C4とにより、LC共振回路を構成する。トランス3とは別個のインダクタを設けることなく、ZVS動作が実現される。また、サージ電圧抑止回路2を設けるようにする。ダイオードD5〜D8による第3の巻線33の両端の電圧に対するクランプ作用により、整流ダイオード4A,4Bに加わるサージ電圧が抑制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力端子対から入力される直流入力電圧に基づいて電圧変換を行うことにより直流出力電圧を生成し、出力端子対から出力するスイッチング電源装置であって、
前記入力端子対側に配置されると共に、2つのアームを形成する4つのスイッチング素子を含んで構成されたフルブリッジ型のスイッチング回路と、
前記出力端子対側に配置され、複数の第1整流素子を含んで構成された整流回路と、
前記スイッチング回路と前記整流回路との間に配置されると共に、前記入力端子対側の第1の巻線と、前記出力端子対側の第2の巻線と、第3の巻線とを有するトランスと、
前記スイッチング回路に並列接続されると共に、2つのアームを形成する逆方向接続の4つの第2整流素子からなるフルブリッジ回路を含んで構成されたサージ電圧抑止回路と、
前記スイッチング回路を駆動する駆動回路と
を備え、
前記第3の巻線は、前記フルブリッジ回路に対してHブリッジ接続され、
前記第1および第2の巻線間ならびに前記第1および第3の巻線間がそれぞれ、前記第2および第3の巻線間と比べて疎に磁気結合されている
ことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (2件):
FI (4件):
H02M3/28 Q
, H02M3/28 R
, H01F31/00 A
, H01F31/00 C
Fターム (9件):
5H730AA14
, 5H730AS01
, 5H730BB27
, 5H730BB61
, 5H730DD04
, 5H730DD41
, 5H730EE03
, 5H730EE08
, 5H730ZZ16
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