特許
J-GLOBAL ID:201003094905621930

建物の換気量及び温度予測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人中川国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-074450
公開番号(公開出願番号):特開2010-210232
出願日: 2010年03月29日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】換気回路網計算に熱移動、熱発生の影響を考慮することにより、建物内の換気状況及び温度状況を高い精度で予測するシステムを提供する。【解決手段】本発明に係る建物の温度及び換気予測システムの代表的な構成は、任意の時間の、建物の各室の温度及び室間若しくは建物内外間の換気量を予測するシステムであって、各室の形状及び開口部を含む邸別データと、風速及び外気温度を含む気象データとを入力する入力手段と、所定時間間隔毎に各室毎の温度および換気量を計算する計算手段と、計算結果を出力する出力手段とを有し、換気量を計算し、換気による空気に伴う熱の移動と各室の壁や開口部の熱容量の違いを考慮して各室相互の熱の入出量により各室毎の温度を計算し、所定時間間隔毎に、毎回、上記換気量と温度とを交互に複数回計算して収束させることにより、換気量及び温度を計算することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
任意の時間の、建物の各室の温度及び室間若しくは建物内外間の換気量を予測するシステムであって、 各室の形状及び壁、床、天井、ドアや窓ガラスといった開口部など室相互の接続関係を含む邸別データと、風速及び外気温度を含む気象データとを入力する入力手段と、 所定時間間隔毎に各室毎の温度および換気量を計算する計算手段と、 計算結果を出力する出力手段とを有し、 前記計算手段は、温度による空気の密度の違いによる浮力を考慮して、室間相互の圧力差と開口部の流量の関係から各室における空気の換気量を求め、かつ各室における空気の流出入の総和を0に維持することにより各開口部毎の換気量を計算し、換気による空気に伴う熱の移動と、前記壁、床、天井、ならびにドアやガラスといった開口部それぞれの熱容量の違いを考慮して各室相互の熱の入出量により各室毎の温度を計算し、所定時間間隔毎に、毎回、上記換気量と温度とを交互に複数回計算して収束させることにより、換気量及び温度を計算する ことを特徴とする建物の換気量及び温度予測システム。
IPC (3件):
F24F 11/02 ,  F24F 7/007 ,  E04B 1/70
FI (3件):
F24F11/02 Z ,  F24F7/007 B ,  E04B1/70 Z
Fターム (14件):
2E001DB02 ,  2E001DD00 ,  2E001FA24 ,  3L056BD02 ,  3L056BD03 ,  3L056BD04 ,  3L056BD07 ,  3L056BE01 ,  3L056BF06 ,  3L060AA08 ,  3L060CC02 ,  3L060CC03 ,  3L060CC09 ,  3L060CC12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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