特許
J-GLOBAL ID:201003095390098682

金属的な成形構成部品をプレスクエンチするための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-216808
公開番号(公開出願番号):特開2010-069535
出願日: 2009年09月18日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】変形の開始時には冷却されるブランクホルダの領域に配置されていたとしても、プレスクエンチされる鋼板の縁部領域に、部分的に焼入れされない領域を形成できる、金属的な成形構成部品をプレスクエンチするための方法を提供する。【解決手段】a)鋼板を変態温度以上の温度まで加熱し、b)加熱された鋼板を、冷却されるプレス工具2に挿入し、該プレス工具の成形工具3,4は、硬度の低い領域7を形成するための少なくとも1つの冷却されない輪郭区分6を有しており、c)鋼板の縁部領域9を、ブランク保持装置11によってクランプ固定し、d)プレス工具を、鋼板の変形のために閉じ、e)ブランク保持装置の内側のブランクホルダ13は、外側のブランクホルダ14よりも成形工具の近傍に位置しており、鋼板の縁部領域を、最初は、外側のブランクホルダによって保持し、次いで内側のブランクホルダによって保持する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
焼入れ可能な鋼板(1)から金属的な成形構成部品をプレスクエンチするための方法であって、以下のステップ、即ち、 a)鋼板(1)を変態温度Ac3以上の温度まで加熱し、 b)加熱された鋼板(1)を、冷却されるプレス工具(2)に挿入し、該プレス工具(2)の成形工具(3,3b,4)は、硬度の低い領域(7)を形成するための少なくとも1つの冷却されない輪郭区分(6,6a)を有しており、 c)鋼板(1)の縁部領域(9)を、ブランク保持装置(11,11a,11b)によってクランプ固定し、 d)プレス工具(2)を、鋼板(1)の変形のために閉じ、この際に、ブランク保持装置(11,11a,11b)は、縁部領域(9)が成形工具(3,3b,4)内に流れるのを制動し、 e)ブランク保持装置(11,11a,11b)は、内側のブランクホルダ(13,13a,13b)と外側のブランクホルダ(12,12a,12b)とを有しており、内側のブランクホルダ(13,13a,13b)は、外側のブランクホルダ(12,12a,12b)よりも成形工具(3,3b,4)の近傍に位置しており、鋼板(1)の縁部領域(9)を、第1の変形段階で外側のブランクホルダ(12,12a,12b)によって保持し、その後の変形段階で、内側のブランクホルダ(13,13a,13b)によって保持する、 というステップを有していることを特徴とする、焼入れ可能な鋼板(1)から金属的な成形構成部品をプレスクエンチするための方法。
IPC (3件):
B21D 22/20 ,  C21D 1/18 ,  B21D 24/10
FI (4件):
B21D22/20 Z ,  C21D1/18 Q ,  B21D22/20 H ,  B21D24/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭56-023689

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