特許
J-GLOBAL ID:201003095972986051

CD19に結合するヒト抗体およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  川本 和弥
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-541583
公開番号(公開出願番号):特表2010-513303
出願日: 2007年12月13日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
本開示は、高親和性でCD19に特異的に結合する単離モノクローナル抗体、特にヒトモノクローナル抗体を提供する。好ましくは、該抗体はヒトCD19に結合する。特定の態様において、該抗体はCD19発現細胞に内在化する能力があるかまたは抗原依存性細胞毒性を媒介する能力がある。本開示の抗体をコードする核酸分子、発現ベクター、宿主細胞、および本開示の抗体を発現するための方法も提供される。抗体-パートナー分子複合体、二重特異性分子、および本開示の抗体を含有する薬学的組成物も提供される。本開示はまた、CD19を検出するための方法、ならびに癌、例えばB細胞悪性腫瘍、例えば非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ性白血病、濾胞性リンパ腫、B細胞系のびまん性大細胞リンパ腫、および多発性骨髄腫を本開示の抗CD19抗体を用いて治療するための方法を提供する。
請求項(抜粋):
ヒトCD19に結合し、かつ (a)ヒトCD19に1×10-7M以下のKDで結合する特性、 (b)Rajiおよび/またはDaudi B細胞腫瘍細胞に結合する特性、 (c)CD19発現細胞により内在化されている特性、 (d)CD19発現細胞に対して抗体依存性細胞毒性(ADCC)を示す特性、および (e)細胞毒素に複合される場合、インビボでCD19発現細胞の成長を阻害する特性、 のうちの少なくとも1つを示す単離ヒトモノクローナル抗体またはその抗原結合部分と、治療物質であるパートナー分子とを含む、抗体-パートナー分子複合体。
IPC (6件):
C07K 16/30 ,  C12N 15/09 ,  A61K 39/395 ,  A61K 38/00 ,  A61K 51/00 ,  A61P 35/02
FI (6件):
C07K16/30 ,  C12N15/00 A ,  A61K39/395 L ,  A61K37/02 ,  A61K43/00 ,  A61P35/02
Fターム (37件):
4B024AA01 ,  4B024BA45 ,  4B024CA01 ,  4B024DA03 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA17 ,  4C084AA02 ,  4C084AA12 ,  4C084BA41 ,  4C084BA42 ,  4C084BA44 ,  4C084DA27 ,  4C084DA32 ,  4C084DA34 ,  4C084MA05 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB27 ,  4C085AA14 ,  4C085AA21 ,  4C085AA22 ,  4C085AA25 ,  4C085AA26 ,  4C085AA27 ,  4C085BB01 ,  4C085BB11 ,  4C085CC21 ,  4C085EE01 ,  4C085EE05 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045EA28 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (2件)

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