特許

J-GLOBAL ID：201003096139944392

タービン設備及び発電設備

発明者： 原 三郎
出願人/特許権者： 財団法人電力中央研究所
代理人 (2件)： 栗原 浩之 ,  村中 克年
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-027899
公開番号（公開出願番号）：特開2010-180868
出願日： 2009年02月09日
公開日（公表日）： 2010年08月19日
要約：

【課題】CO2を含む燃焼流体を膨張させて動力を得ると共にCO2を含む排気を循環させる閉サイクルのタービン設備において、起動時に系内のCO2濃度を速やかに所定の濃度にする。【解決手段】CO2を含む燃焼ガスを膨張して動力を得るガスタービン4と、ガスタービン4で仕事を終えたCO2を含む排気ガスを圧縮して燃焼器3に導入する循環経路5と、起動時にCO2を含む流体を圧縮機2に供給するCO2供給経路11と、起動時に系内のガスを排出するガス排出路13とを備え、残留N2が系統内の配管中に存在する起動時に、CO2供給経路11からCO2を含む流体を圧縮機に供給して燃焼器で燃焼させ、ガス排出路13から残留N2を排出し、ガスタービン4の排気ガスのCO2濃度が所定の濃度になった時点でガスタービン4の排気ガスを循環経路5で循環させて閉サイクルの運転を行なう。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

CO2を含む流体で燃焼ガスを発生させる燃焼器と、 前記燃焼器の燃焼ガスを膨張して動力を得るガスタービンと、 前記ガスタービンで仕事を終えたCO2を含む排気ガスを圧縮して前記燃焼器に導入する循環系と、 前記圧縮機の上流側の前記循環系に接続され起動時にCO2を含む流体を前記圧縮機に供給するCO2供給系と、 前記ガスタービンの出口と前記CO2供給系の接続部の間における前記循環系に接続され起動時に系内のガスを排出するガス排出系とを備えた ことを特徴とするタービン設備。

IPC (5件)：

F02C 3/28 ,  F02C 3/30 ,  F02C 6/00 ,  F01K 23/10 ,  F01K 25/10

FI (6件)：

F02C3/28 ,  F02C3/30 D ,  F02C6/00 D ,  F02C6/00 E ,  F01K23/10 T ,  F01K25/10 E

Fターム (5件)：

3G081BA01 ,  3G081BA13 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081DA21

引用特許：

審査官引用 (4件)

• タービン設備
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-181613   出願人：三菱重工業株式会社
• 二酸化炭素プロセスによって発電所設備を運転する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-046848   出願人：アセア・ブラウン・ボベリ・アクチエンゲゼルシヤフト
• 炭酸ガス除去用のガス化複合発電設備
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-122062   出願人：石川島播磨重工業株式会社
• 特開平4-279729