特許
J-GLOBAL ID:201003096945075310

複合タングステン酸化物微粒子分散体の製造方法、および当該分散体を用いた成形体の製造方法、並びに成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 阿仁屋 節雄 ,  油井 透 ,  清野 仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-010169
公開番号(公開出願番号):特開2010-168430
出願日: 2009年01月20日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】優れた熱線遮蔽能を有しながら、ヘイズが低く意匠性に優れた成形体を製造できる複合タングステン酸化物微粒子分散体の製造方法、および当該分散体を用いた成形体の製造方法、並びに成形体を提供する。【解決手段】一般式MxWyOzで表される複合タングステン酸化物の微粒子を、芳香族炭化水素中に分散させて、スラリーを得、当該スラリーにエステル基を有する高分子化合物を添加した後、解砕して、エステル基を有する高分子化合物で表面被覆された複合タングステン酸化物の微粒子の分散液を得、当該分散液に凝集防止剤を添加し、その後、当該分散液から前記芳香族炭化水素を揮散させ、複合タングステン酸化物微粒子分散体を得た。当該微粒子分散体を、メチルメタクリレートを主成分とする単量体に溶解させた後、鋳型内で重合させて成形体を得た。【選択図】なし
請求項(抜粋):
一般式MxWyOz(但し、Mは、H、He、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類元素、Mg、Zr、Cr、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、Pt、Cu、Ag、Au、Zn、Cd、Al、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、Sb、B、F、P、S、Se、Br、Te、Ti、Nb、V、Mo、Ta、Re、Be、Hf、Os、Bi、Iの内から選択される1種以上の元素、Wはタングステン、Oは酸素、0.001≦x/y≦1、2.2≦z/y≦3.0)で表される複合タングステン酸化物の微粒子を、炭化水素溶剤に分散させて、スラリーを得る工程と、 当該スラリーにエステル基を有する高分子化合物を添加した後、解砕して、エステル基を有する高分子化合物で表面被覆された複合タングステン酸化物の微粒子の分散液を得る工程と、 当該分散液に凝集防止剤を添加し、その後、当該分散液から前記炭化水素溶剤を揮散させ、複合タングステン酸化物微粒子分散体を得る工程と、 前記炭化水素溶剤を揮散する工程と並行して、または、前記炭化水素溶剤を揮散する工程の後に、当該複合タングステン酸化物微粒子分散体を解砕する工程と、を具備する複合タングステン酸化物微粒子分散体の製造方法であって、 前記凝集防止剤は、前記炭化水素溶剤に可溶で、且つ、メチルメタクリレートを主成分とする単量体に相溶性を有するアクリル高分子化合物であり、 前記凝集防止剤の添加量が、前記エステル基を有する高分子化合物1重量部に対して1.14〜14重量部であることを特徴とする複合タングステン酸化物微粒子分散体の製造方法。
IPC (6件):
C08J 3/20 ,  C08F 2/44 ,  C08K 9/04 ,  C08L 33/12 ,  C08F 265/06 ,  C01G 41/00
FI (6件):
C08J3/20 B ,  C08F2/44 A ,  C08K9/04 ,  C08L33/12 ,  C08F265/06 ,  C01G41/00 A
Fターム (35件):
4F070AA32 ,  4F070AC14 ,  4F070AC88 ,  4F070AD06 ,  4F070AD07 ,  4F070AE23 ,  4F070FA05 ,  4F070FA15 ,  4F070FA17 ,  4F070FB02 ,  4F070FB06 ,  4F070FC02 ,  4G048AA04 ,  4G048AB03 ,  4G048AC08 ,  4G048AD04 ,  4J002BG061 ,  4J002DA116 ,  4J002FB266 ,  4J002FD206 ,  4J002GL00 ,  4J002GN00 ,  4J002GR01 ,  4J011AA05 ,  4J011PA07 ,  4J011PA69 ,  4J011PB06 ,  4J011PB15 ,  4J011PB19 ,  4J011PB40 ,  4J026AA45 ,  4J026BA27 ,  4J026DB05 ,  4J026DB12 ,  4J026GA07

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