特許
J-GLOBAL ID:201003097106650004
環状ワークの熱処理方法およびそれに用いる拘束焼入れ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-097988
公開番号(公開出願番号):特開2010-248556
出願日: 2009年04月14日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
【課題】ワークの内外径の寸法精度の向上や熱処理歪の低減、熱処理のインライン化を可能とし、低コストで環状部材を製造することができる、環状ワークの熱処理方法およびそれに用いる拘束焼入れ装置を提供する。【解決手段】ワークWを誘導加熱し、その内径面23側に内金型24をセットした状態でワークWを冷却して、内金型24でワークWの内径面23が拘束される500°C以下になった後に、第1の幅拘束治具26でワークWの幅方向両端面25a,25bをさらに拘束しながら、ワークWを冷却する。 そして、ワークWの温度がマルテンサイト変態開始温度以下になったとき、内金型24からワークWを取り外し、その後、外金型42でワークWの外径面41を拘束するとともに、第2の幅拘束治具43a,43bでワークWの幅を拘束する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
下記工程(1)〜(5)を含む、環状ワークの熱処理方法:
(1) ワークを加熱する環状の加熱コイルの内周側に、環状ワークをセットし、当該ワークを焼入温度で誘導加熱する工程、
(2) 前記誘導加熱後のワークの内径面側に、ワークの内径面を拘束する内金型をセットした状態で当該ワークを冷却する工程、
(3) 前記ワークの温度が500°C以下となり、内径面が冷却により収縮して前記内金型の外径面と接触することで拘束された後、ワークを幅方向に拘束する第1の幅拘束治具で当該ワークの幅方向両端面をさらに拘束しながら、当該ワークを冷却する工程、
(4) 前記工程(3)後のワークの温度がマルテンサイト変態開始温度以下になったとき、前記内金型から前記ワークを取り外す工程、および
(5) ワークの外径面を拘束する外金型で前記工程(4)後のワークの外径面を拘束するとともに、ワークを幅方向に拘束する第2の幅拘束治具で当該ワークの幅を拘束する工程。
IPC (5件):
C21D 9/40
, C21D 1/10
, C21D 1/18
, H05B 6/10
, F16C 33/64
FI (6件):
C21D9/40 A
, C21D1/10 F
, C21D9/40 B
, C21D1/18 N
, H05B6/10 371
, F16C33/64
Fターム (25件):
3J701AA01
, 3J701BA51
, 3J701BA70
, 3J701DA03
, 3J701EA03
, 3J701FA44
, 3K059AA08
, 3K059AB09
, 3K059AB23
, 3K059AD35
, 3K059AD40
, 4K042AA22
, 4K042AA23
, 4K042BA10
, 4K042CA15
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DB01
, 4K042DC02
, 4K042DD03
, 4K042DE02
, 4K042DE06
, 4K042DE07
, 4K042DF01
, 4K042EA01
引用特許:
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