特許
J-GLOBAL ID:201003097700255131

生物学的試料を収集し安定化させるための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-152065
公開番号(公開出願番号):特開2010-217198
出願日: 2010年07月02日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】核酸ベースの試験のために生体内の転写プロフィールを保護する、血液および他の生物学的試料のための改良された方法および収集装置を提供すること。【解決手段】所定の体積の生物学的試料、特に全血試料を収集するための収集容器および方法は、遺伝子誘導を安定化させ抑制するのに有効な量で、少なくとも1種の遺伝子誘導阻止剤を含む。遺伝子誘導阻止剤は、収集時点で生物学的試料中の核酸を安定化させ、室温で保管される場合に、試料中の生体外遺伝子誘導を阻止することができる。安定化剤には、陽イオン性化合物、洗剤、特に陽イオン性洗剤、カオトロピック塩、リボヌクレアーゼ阻害物質、キレート剤、有機溶媒、有機還元試薬、およびこれらの混合物が含まれる。生物学的試料は、動物から直接収集され、いずれの中間の処理または取扱いなしに、すぐに遺伝子誘導阻止剤と混合される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生物学的試料を収集し安定化するための装置であって、前記装置が 前記生物学的試料を受け入れるために寸法設定された内部チャンバを画定する容器であって、前記容器が開口端部と、前記開口端部を密閉するクロージャとを有し、前記容器に所定の体積の前記生物学的試料を引き込むための大気圧未満の内圧を有するもの、および、 前記生物学的試料中での生体外遺伝子誘導を阻止し、核酸の酵素分解に対して前記生物学的試料を安定化させるための、前記容器内に含まれる遺伝子誘導阻止剤 を含み、 前記遺伝子誘導阻止剤が陽イオン性化合物を含み、かつ前記試料中で核酸を安定化するためのプロトン供与体を含まないことを特徴とする装置。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  C12M 1/00 ,  C12N 15/00
FI (3件):
G01N33/48 B ,  C12M1/00 A ,  C12N15/00 Z
Fターム (17件):
2G045AA35 ,  2G045BA11 ,  2G045BA13 ,  2G045BB04 ,  2G045BB10 ,  2G045BB14 ,  2G045BB29 ,  2G045BB32 ,  2G045BB50 ,  4B029AA09 ,  4B029AA23 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029BB20 ,  4B029DG10 ,  4B029GA02 ,  4B029HA05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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