特許
J-GLOBAL ID:201003099269991278
メルカプト官能性シランを含む弾性体組成物およびその作製のプロセス
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
古谷 聡
, 溝部 孝彦
, 西山 清春
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-531441
公開番号(公開出願番号):特表2010-505999
出願日: 2007年10月03日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
充填剤入り弾性体組成物は:a)少なくとも一つのゴム成分;b)少なくとも一つの微粒子充填剤;そしてc)一般式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:[HSG’SiZθZβ]m[HSG2SiZβ3]n[HSG3SiZβ2X]o[HSG4SiZβX2]p(1)を含有する。式中、G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリールまたはアラルキル上の水素の置換により誘導される二価の基からなる群から選択される、1から30の炭素原子を含むヒドロカルビレン基、または1から30の炭素原子および一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素(-O-)および/または硫黄(-S-)原子を含む、置換された二価のヘテロ炭素であり;Xの各々は、-Cl、-Br、RO-、RC(=O)O-、R2C=NO-、R2NO-、-R、(HO)d-iG5O-からなる群から独立して選択され、ここで、各々のRは、水素、不飽和を有しても、または有さなくともよい、直鎖、環状または分岐のアルキル、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され、ここで水素以外の各々のRは1から18の炭素原子を有し、G5は独立して2から15の炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つ以上のエーテル性酸素原子を含む約4から約15の炭素原子の二価ヘテロ炭素基であり;Zβの各々は、これは二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成するが、[-OG5(OH)d-2O-]0.5であり、ここで、G5の各々は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;Zθの各々は、これはケイ素原子をもつ環状構造を形成するが、独立して-OG5(OH)d-2O-によって与えられ、ここで、G5は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;そして下付文字d、m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここでdは、第一の実施態様において2から6まで、第二の実施態様において2または3であり、そして第三の実施態様において2であり;mは0から20であり;nは0から18であり;oは0から20であり;そして、pは0から20であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である。
請求項(抜粋):
充填剤入り弾性体組成物であって:
a)少なくとも一つのゴム成分;
b)少なくとも一つの微粒子充填剤;および、
c)式(1)の少なくとも一つのメルカプト官能性シラン:
[HSG1SiZθZβ]m[HSG2SiZβ3]n[HSG3SiZβ2X]o[HSG4SiZβX2]p (1)
〔式中:
G1、G2、G3、およびG4の各々は、独立して、アルキル、アルケニル、アリール、またはアラルキルの水素の置換によって誘導される二価の基からなる群から選択される1から30の炭素原子を有するヒドロカルビレン基、または2から30の炭素原子と一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素(-O-)および/または硫黄(-S-)原子とを有する置換された二価のヘテロ炭素であり;
Xの各々は、-Cl、-Br、RO-、RC(=O)O-、R2C=NO-、R2NO-、-R、(HO)d-1G5O-からなる群から独立して選択され、ここで、各々のRは、水素、不飽和を有しても、または有さなくてもよい、直鎖、環状または分岐のアルキル、アルケニル基、アリール基、およびアラルキル基からなる群から独立して選択され、ここで、水素以外の各々のRは、1から18の炭素原子を有し、G5は独立して2から15の炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する約4から約15の炭素原子の二価ヘテロ炭素基であり;
Zβの各々は、これは二つのケイ素原子の間に架橋構造を形成するが、[-OG5(OH)d-2O-]0.5であり、ここで、G5の各々は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;
Zθの各々は、これはケイ素原子をもつ環状構造を形成するが、独立して-OG5(OH)d-2O-によって与えられ、ここで、G5は、2から15までの炭素原子のヒドロカルビレン基、または一つもしくはそれ以上のエーテル性酸素原子を有する4から15までの炭素原子の二価のヘテロ炭素基からなる群から独立して選択され;
下付文字d、m、n、o、およびpの各々は、独立して整数であり、ここで、dは、第一の実施態様において2から6まで、第二の実施態様において2または3であり、そして第三の実施態様において2であり;mは0から20であり;nは0から18であり;oは0から20であり;そして、pは0から20であり;ただし、m+n+o+pは2と等しいかもしくはそれ以上である、という条件である〕
を含有する、充填剤入り弾性体組成物。
IPC (7件):
C08L 21/00
, C08L 83/08
, C08K 3/22
, C08K 3/36
, C08K 3/04
, C08K 9/06
, C08J 3/20
FI (7件):
C08L21/00
, C08L83/08
, C08K3/22
, C08K3/36
, C08K3/04
, C08K9/06
, C08J3/20 Z
Fターム (38件):
4F070AA04
, 4F070AA06
, 4F070AA08
, 4F070AB11
, 4F070AC04
, 4F070AC05
, 4F070AC14
, 4F070AC23
, 4F070AC52
, 4F070AC92
, 4F070AE01
, 4F070AE08
, 4F070AE30
, 4F070FA03
, 4F070FA15
, 4F070FA17
, 4F070FB03
, 4F070FB06
, 4F070FC03
, 4J002AC001
, 4J002AC011
, 4J002AC021
, 4J002AC031
, 4J002AC061
, 4J002AC071
, 4J002AC081
, 4J002BB151
, 4J002CP102
, 4J002DA036
, 4J002DE136
, 4J002DE146
, 4J002DJ006
, 4J002DJ016
, 4J002DJ046
, 4J002FB156
, 4J002FD016
, 4J002FD140
, 4J002FD150
引用特許:
審査官引用 (7件)
-
有機官能性シランを含むゴム組成物
公報種別:公表公報
出願番号:特願2008-556375
出願人:モメンティブパフォーマンスマテリアルズインコーポレイテッド
-
鉱物充填エラストマー組成物用のカップリング剤
公報種別:公表公報
出願番号:特願2006-507453
出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
-
ゴム組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-115295
出願人:東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社
-
特開昭62-181346
-
特開昭58-131991
-
オルガノ珪素化合物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-181686
出願人:デグサアクチエンゲゼルシャフト
-
アルコキシシランの製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-174665
出願人:株式会社日本触媒
全件表示
前のページに戻る