特許
J-GLOBAL ID:201003099286630513

有機ハロゲン化合物含有排ガスの処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-027435
公開番号(公開出願番号):特開2010-179280
出願日: 2009年02月09日
公開日(公表日): 2010年08月19日
要約:
【課題】長期間の排ガス処理運転を行っても有機ハロゲン化合物を高い除去レベルで安定除去することができる。【解決手段】ジクロロメタンを含有する排ガスを処理する処理装置10において、ジクロロメタンを分解する分解微生物が付着担体に付着保持されたDCM微生物層25を有するガス処理塔24と、ガス処理塔24下部から排ガスをガス処理塔24内に供給するガス供給手段12と、ガス処理塔24上部からDCM微生物層25に水又は分解微生物の培養液を散布する散布管26と、炭素成分としてジクロロメタンのみを含有するガスであって排ガス中のジクロロメタン濃度よりも高濃度の燻蒸ガスをDCM微生物層25に接触させる燻蒸手段23と、を備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機ハロゲン化合物を含有する排ガスを処理する処理方法において、 前記有機ハロゲン化合物を分解する分解微生物が担体に担持された微生物層を有するガス処理塔の下部から前記排ガスをガス処理塔内に供給すると共に、前記ガス処理塔上部から窒素とリンを含有する培養液を散布することによって前記微生物層の湿潤状態の維持と前記分解微生物の活性化を行いながら、前記有機ハロゲン化合物を前記分解微生物で生物学的に分解する生物分解処理工程と、 炭素成分として前記有機ハロゲン化合物のみを含有するガスであって前記排ガス中の有機ハロゲン化合物濃度よりも高濃度の燻蒸ガスを前記微生物層に接触させて該微生物層の前記分解微生物以外の微生物を燻蒸処理する燻蒸工程と、を備えたことを特徴とする有機ハロゲン化合物含有排ガスの処理方法。
IPC (2件):
B01D 53/70 ,  B01D 53/34
FI (2件):
B01D53/34 134E ,  B01D53/34
Fターム (9件):
4D002AA21 ,  4D002BA17 ,  4D002CA01 ,  4D002CA07 ,  4D002DA41 ,  4D002DA59 ,  4D002EA06 ,  4D002GA01 ,  4D002GB20

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