特許
J-GLOBAL ID:201003099491524920

炉心溶融物保持装置および原子力プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 菊池 治 ,  大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-110372
公開番号(公開出願番号):特開2010-261726
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】炉心溶融物の落下時の急激な温度上昇による熱衝撃および炉心溶融物と冷却流路間に生じる温度差による熱応力による冷却水流路の破損を抑制する。【解決手段】原子炉圧力容器の下部空間に設けられる炉心溶融物保持装置に、下部空間に開口する開口端から延びる給水流路が接続された給水容器と、突起18が形成された上蓋19を備えてこの上蓋19の突起18の背面側に給水容器から上昇しながら下部空間に開口する冷却流路開口部まで延びる冷却流路11を形成する冷却流路形成体と、上蓋19の上面で突起18に支持された耐熱要素を備えて上蓋19の上面を覆う耐熱層と、を備える。耐熱要素とは、たとえば箱状の容器に粒状耐熱材16を収納した耐熱材収納体17である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器の下部空間に設けられる炉心溶融物保持装置において、 前記下部空間に開口する開口端から延びる給水流路が接続された給水容器と、 突起が形成された上蓋を備えてこの上蓋の前記突起の背面側に前記給水容器から上昇しながら前記下部空間に開口する冷却流路開口部まで延びる冷却流路を形成する冷却流路形成体と、 前記上蓋の上面で前記突起に支持された耐熱要素を備えて前記上蓋の上面を覆う耐熱層と、 を有することを特徴とする炉心溶融物保持装置。
IPC (1件):
G21C 9/016
FI (1件):
G21C9/00 H
Fターム (3件):
2G002AA01 ,  2G002AA04 ,  2G002BA07

前のページに戻る