膀胱癌治療剤

発明者： , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：紺野昭男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-027692
公開番号（公開出願番号）：特開2010-180192
出願日： 2009年02月09日
公開日（公表日）： 2010年08月19日
要約：

【課題】水溶性高分子により水系溶媒中で分散させた酸化チタン複合体に対して、水溶性高分子を変質させることなく結合させたリンカー分子を介して抗体を修飾することで、分散性と触媒活性を失うことなく選択的な結合能を付与した、酸化チタン-抗体複合体である膀胱癌治療剤の提供。【解決手段】本発明の膀胱癌治療剤は、酸化チタン粒子の表面に、カルボキシル基、アミノ基、ジオール基、サリチル酸基、およびリン酸基の群から選択される少なくとも一つの官能基を介して結合されてなる水溶性高分子を備えた酸化チタン複合体と、その表面に結合されてなるリンカー分子と、リンカー分子を介して結合されてなる抗体とを含んでなる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

酸化チタン粒子の表面に、カルボキシル基、アミノ基、ジオール基、サリチル酸基、およびリン酸基の群から選択される少なくとも一つの官能基を介して結合されてなる水溶性高分子を備えてなる、酸化チタン複合体と、該酸化チタン複合体の表面に結合されてなるリンカー分子と、該リンカー分子を介して結合されてなる抗体とを含んでなり、超音波の照射による触媒活性を有する酸化チタン-抗体複合体である膀胱癌治療剤であって、前記膀胱癌治療剤が、膀胱内に注入されて抗原である膀胱癌細胞の表面抗原と結合され、排尿もしくは膀胱内洗浄によって未結合の膀胱癌治療剤が除去されることにより投与されることを特徴とする、膀胱癌治療剤。

IPC (12件)：

A61K 41/00 , A61K 9/16 , A61K 47/48 , A61K 47/42 , A61P 35/00 , A61K 47/10 , A61K 47/18 , A61K 47/12 , A61K 47/34 , A61K 47/32 , A61K 49/00 , A61P 13/10

FI (12件)：

A61K41/00 , A61K9/16 , A61K47/48 , A61K47/42 , A61P35/00 , A61K47/10 , A61K47/18 , A61K47/12 , A61K47/34 , A61K47/32 , A61K49/00 A , A61P13/10

Fターム (41件)：

4C076AA22 , 4C076AA31 , 4C076AA95 , 4C076BB11 , 4C076CC17 , 4C076CC27 , 4C076DD37 , 4C076DD38 , 4C076DD49 , 4C076EE09 , 4C076EE13 , 4C076EE23 , 4C076EE41M , 4C076EE59M , 4C076FF67 , 4C076FF68 , 4C076FF70 , 4C076GG16 , 4C076GG41 , 4C084AA11 , 4C084MA23 , 4C084MA41 , 4C084MA66 , 4C084NA06 , 4C084NA10 , 4C084NA13 , 4C084NA14 , 4C084ZA81 , 4C084ZB26 , 4C085AA14 , 4C085CC03 , 4C085EE03 , 4C085EE05 , 4C085GG01 , 4C085HH01 , 4C085HH11 , 4C085KA26 , 4C085KA27 , 4C085KB07 , 4C085KB67 , 4C085LL18

引用特許：

審査官引用 (3件)

分子識別能を有する二酸化チタン複合体を含む分散液
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-104238 出願人：東陶機器株式会社
光触媒の生体内への注入方法ならびに生体内への打ち込み粒子およびその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-120978 出願人：科学技術振興事業団, 財団法人神奈川科学技術アカデミー
膀胱癌の膀胱内療法のための方法および組成物
公報種別：公表公報出願番号：特願2004-508850 出願人：イミューノメディクスインコーポレイテッド

前のページに戻る