特許
J-GLOBAL ID:201003099988902031

差動装置の駆動力配分機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-033971
公開番号(公開出願番号):特開2010-190286
出願日: 2009年02月17日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】 差動装置の駆動力配分機構において、差動装置に駆動力を入力するモータ・ジェネレータが引きずり抵抗の原因となるのを防止する。【解決手段】 差動装置Dの第1、第2遊星歯車機構PR,PLの各一対のプラネタリキャリヤ、リングギヤおよびサンギヤのうちの第1の要素を2つの出力要素13R,13Lにそれぞれ連結するとともに、第2の要素どうしを相対回転不能に結合して入力要素18に連結し、かつ第3の要素どうしをギヤ機構21a〜21d,22R,22Lを介して相互に逆方向に回転するように連結したので、第1モータ・ジェネレータMG1で第3の要素を相互に逆方向に駆動することで旋回をアシストあるいは抑制し、第2モータ・ジェネレータMG2で入力要素18を駆動することで車両の駆動力をアシストする。またクラッチCを係合解除することで、第2モータ・ジェネレータMG2が駆動も回生制動も行わないときに引きずり抵抗の原因となるのを防止することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
差動装置(D)の入力要素に加えられる駆動力を2つの出力要素に所定の比率で配分する差動装置の駆動力配分機構であって、 第1リングギヤ(15R)と、第1サンギヤ(16R)と、前記第1リングギヤ(15R)および第1サンギヤ(16R)に噛合する第1ピニオン(17R)を支持する第1プラネタリキャリヤ(14R)とよりなる第1遊星歯車機構(PR)と、第2リングギヤ(15L)と、第2サンギヤ(16L)と、前記第2リングギヤ(15L)および第2サンギヤ(16L)に噛合する第2ピニオン(17L)を支持する第2プラネタリキャリヤ(14L)とよりなる第2遊星歯車機構(PL)とを備え、前記各一対のプラネタリキャリヤ(14R,14L)、リングギヤ(15R,15L)およびサンギヤ(16R,16L)のうちの第1の要素を前記2つの出力要素にそれぞれ連結するとともに、第2の要素どうしを相対回転不能に結合して前記入力要素に連結し、かつ第3の要素どうしをギヤ機構(21a〜21d,22R,22L)を介して相互に逆方向に回転するように連結するものにおいて、 前記第3の要素を相互に逆方向に駆動する第1駆動源(MG1)と、モータ・ジェネレータで構成されてクラッチ(C)を介して前記入力要素を駆動する第2駆動源(MG2)とを備えることを特徴とする差動装置の駆動力配分機構。
IPC (1件):
F16H 48/22
FI (1件):
F16H48/22 B
Fターム (10件):
3J027FA34 ,  3J027FB01 ,  3J027HA03 ,  3J027HB01 ,  3J027HB12 ,  3J027HB16 ,  3J027HD01 ,  3J027HF02 ,  3J027HF45 ,  3J027HH01

前のページに戻る