抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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分県内の3つの鍾乳洞について,その構造と地質学的背景を詳述した。またそれらの形成過程について水文地質学的観点から検討を行った。稲積鍾乳洞については,10万年以上前に新生洞・水中洞の原形が発達し,その後阿蘇4火砕流による中津無礼川の大規模な埋積(7~9万年前)によって完全に水没した。現在は,現水田面レベルの溶結凝灰岩侵食面の段丘化が進み,地下水は水中洞から新生洞へ流れ,阿蘇4火砕流堆積物の下底を通って排出されるようになった。