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J-GLOBAL ID：201102200195167671   整理番号：11A1342499

不活性結合の触媒的活性化による有機合成 レニウムおよびマンガン触媒による不活性結合の切断を利用する反応

Rhenium- and Manganese-Catalyzed Reactions by Using Cleavage of Unactivated Bonds.

著者 (2件)： 國信洋一郎 (岡山大) ,  高井和彦 (岡山大)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 53  号： 5  ページ： 271-276  発行年： 2011年08月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 7族遷移金属であるレニウムやマンガン錯体を触媒として用いることで,芳香族性もしくはオレフィン性炭素-水素結合(C-H結合)に各種不飽和分子を挿入することができた。基質によっては,引き続く分子内での求核的な環化反応も進行した。また,ひずみのない炭素-炭素単結合(C-C単結合)へのアルキンの位置選択的な挿入反応にも成功した。(著者抄録)

シソーラス用語： レニウム触媒 ,  *C-H結合 ,  化学反応 ,  活性化 ,  挿入反応 ,  *C-C結合 ,  アルキン ,  立体選択性 ,  位置特異性反応 ,  *開裂反応 ,  フェノール類 ,  アルキル化 ,  環化反応 ,  *触媒反応 ,  *遷移金属触媒 ,  交差カップリング反応
準シソーラス用語： C-H活性化 ,  ジアステレオ選択 ,  マンガン触媒 ,  錯体触媒 ,  炭素-水素活性化 ,  分子内環化

分類 (2件)： 触媒反応一般  (CB06080F) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

引用文献 (36件)：

• CHEN, H. Angew. Chem. Int. Ed. 1999, 38, 3391
• KAKIUCHI, F. Top. Organomet. Chem. 1999, 3, 47
• GUARI, Y. Eur. J. Inorg. Chem. 1999, 1047
• DYKER, G. Angew. Chem. Int. Ed. 1999, 38, 1698
• RITLENG, V. Chem. Rev. 2002, 102, 1731

タイトルに関連する用語 (6件)： 不活性 ,  触媒 ,  活性化 ,  有機合成 ,  レニウム ,  マンガン触媒