抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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柑橘類の栽培管理での茎葉処理剤には選択的なタイプ(イネ科のみに効果のある処理剤)と非選択的なタイプと2種類あり,柑橘園では,選択性除草剤を使用する機会は少ない。非選択性の除草剤は,接触型と吸収移行型の二つに分けられ,接触型は,散布した薬剤がかかった部分のみを短期間に枯死させ,薬剤のかからない部分は枯死しないので,散布のムラができやすい除草剤であり,根は枯れないので,抑草期間は短くなる。メリットとして,根を枯らさないことで,土壌の侵食が比較的少なく,刈取りの代用として利用することができる。それに対して収移行型は,茎葉の一部に薬剤がかかれば,植物体内を移行し,散布ムラは比較的少なくなく,遅効性で,根まで枯れるので,抑草期間は長くなる。1)茎葉処理剤,2)接触型除草剤,3)吸収移行型除草剤,につき解説した。