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J-GLOBAL ID:201102200285135957   整理番号:11A1116126

肥大および発育不全維管束をもつArabidopsis植物を用いた維管束で発現される遺伝子の二重フィルター同定法

Double-filter identification of vascular-expressed genes using Arabidopsis plants with vascular hypertrophy and hypotrophy
著者 (4件):
資料名:
巻: 181  号:ページ: 96-104  発行年: 2011年08月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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維管束組織で発現される遺伝子は,通常,成熟した維管束細胞に焦点をあてた複数の戦略によって同定されてきた。本研究では,初期の器官原基において維管束発現する遺伝子を高い確率で同定する二重フィルター選抜を組合わせて,異常組織構造をもつ2種の正反対なタイプを利用する可能性について調査した。特に,維管束組織が(a)遺伝的に著しく減少した,(b)薬理学的に非常に増加した植物の完全トランスクリプトームのマイクロアレイプロファイルを生成させ,(a)で十分に発現させてない,(b)で過剰発現させる二重の必要条件を満たした再現可能な158の転写物群を同定した。維管束遺伝子発現の同定計画の予測値を評価するため,2つの不偏の第二次標本における遺伝子の発現パターンを決定した。最初に,158遺伝子群から全部で20のアノテートした転写因子遺伝子の発現パターンを評価し,20のうち17遺伝子が葉の維管束細胞で優先的に発現することがわかった。著しいことに,これら17のうち15の維管束遺伝子は明らかに葉脈形成の初期にはすでに発現していた。発表された葉での発現パターンをもつ12の遺伝子は,本群の維管束遺伝子の表現をモニターする2番目の第二次標本として役立った。それらの12の遺伝子のうち,11が葉の維管束細胞で優先的に発現した。以上の結果に基づいて,158遺伝子の概要は維管束組織で発現する遺伝子として充実させるサンプルを代表するものであり,本方法は維管束細胞の系譜においてその発端の初期で発現する遺伝子を検出するのに特に適していると提案する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  遺伝子発現 

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