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J-GLOBAL ID:201102200314208772   整理番号:11A0896098

ヒトのビタミンK2,3-エポキシド還元酵素複合体サブユニット1様1(VKORC1L1)はビタミンK依存性細胞内抗酸化機能を仲介する

Human Vitamin K 2,3-Epoxide Reductase Complex Subunit 1-like 1 (VKORC1L1) Mediates Vitamin K-dependent Intracellular Antioxidant Function
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資料名:
巻: 286  号: 17  ページ: 15085-15094  発行年: 2011年04月29日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのビタミンK2,3-エポキシド還元酵素複合体サブユニット1様1(VKORC1L1)は,HEK293T細胞で発現され,小胞体の膜に独占的に局在化し,ビタミンK2,3-エポキシド還元酵素(VKOR)とビタミンK還元酵素の両酵素活性を維持することが判明している。ジチオスレイトール駆動型VKOR活性に関するミカエリス-メンテン動力学的パラメーターは,Km(μM)=4.15(ビタミンK1エポキシド)と11.24(ビタミンK2エポキシド),Vmax(nmol/mg・時間)=2.57(ビタミンK1エポキシド)と13.46(ビタミンK2エポキシド)であった。過酸化水素誘発性の酸化ストレスを,VKORC1L1発現とVKOR活性がアップレギュレートされた培養細胞に適用した。誘導酸化ストレスの無い条件下での細胞生存率は,ビタミンK1およびK2の存在によって増加したが,ユビキノン-10の存在では増加せず,特にVKORC1L1発現に依存していた。2,3-ジメトキシ-1,4-ナフトキノンで処理した細胞における細胞内活性酸素のレベルは,VKORC1L1発現依存的に軽減された。膜内在蛋白質に対する細胞内の酸化的損傷は,VKORC1L1発現とビタミンK1存在に逆依存していた。これらの結果から,VKORC1L1は,細胞生存へ重要なビタミンK仲介性細胞内抗酸化経路を駆動することに責任があることが示唆された。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  細胞膜の輸送 

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