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J-GLOBAL ID：201102200331315728   整理番号：11A0871567

構造形成と化学工学 移流自己組織化を利用したパターン状微粒子配列

著者 (1件)： 渡邉哲 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 75  号： 5  ページ： 316-319  発行年： 2011年05月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自己組織化を利用したボトムアップ法は,構造制御の精密さでは劣るものの,汎用性があり,かつコストを抑えたパターン形成手法として有力である。自己組織化を活用した構造形成法の多くは,あらかじめ基板に溝を彫りそこに粒子をはめ込むか,もしくは所望のパターンのテンプレートを用意してその型に沿って粒子を集積するというアプローチが多い。しかし,基板もしくはテンプレートの加工に手間がかかること,そして異なるパターン毎に加工が必要となるという問題があり,基板の加工などのブロセスを必要としない構造制御手法が求められる。筆者らは,テンプレートフリーでパターン形態や周期性を制御できる自己組織化手法の確立を目指して,これまで検討を進めてきている。ここでは,その成果について例を挙げて紹介した。移流集積法,パターン構造形成などについて解説した。

シソーラス用語： *構造形成 ,  *化学工学 ,  *移流 ,  *自己組織化 ,  *微粒子 ,  *配列 ,  制御 ,  汎用性 ,  原価低減 ,  *パターン形成 ,  型 ,  集積 ,  メニスカス ,  ポリスチレン ,  ラテックス ,  銀 ,  格子構造 ,  網点 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  テンプレート【型】 ,  ドット ,  構造制御

分類 (2件)： 応用物理化学的操作・装置  (XE03000E) ,  粉体工学  (XD03010M)

引用文献 (7件)：

• HENZIE, J. Acc. Chem. Res. 2006, 39, 249-257
• DIMITROV, A. S. Langmuir. 1996, 12, 1303-1311
• JIANG, P. Chem. Mater. 1999, 11, 2132-2140
• WATANABE, S. Langmuir. 2009, 25, 7287-7295
• ZHENG, H. Adv. Mater. 2002, 14, 569-572

タイトルに関連する用語 (5件)： 構造形成 ,  化学工学 ,  移流 ,  自己組織化 ,  微粒子