抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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一般的に組織変化は,組織が新しいアイディアや行動に関与する事と定義され,新しいアイディアを組織内で創造したり外部から取り込む事と,新しい組織に変革する活動を徹底的に実践する2つの局面の組み合わせである。本稿では,変革実践家の立場から,変革運動のための新たな論理体系を構築する手がかりとして,人が変わる局面で実践と理論の相互関係を模索してきた組織開発(Organization Development:OD)に焦点を絞り,相互関係の可能性と課題を考察した。まず,組織開発の歴史について述べ,組織開発の論理体系について説明した上で,ODとは,どこまでを,どのように含む体系かを紹介しながら整理・検討した。次に,組織開発の介入の意味を整理し,標準的なテキストに沿って4つの流れで介入を整理した。最後に,組織開発の介入と基礎理論の整理に基づいて異なる実践の意味を展望した。