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J-GLOBAL ID：201102200660813836   整理番号：11A1596942

26チャンネル球形スピーカによる楽器の実演奏音の再生-楽器の放射パターンの再現性に関する音響比較-

著者 (3件)： 牧勝弘 (情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研) ,  木村敏幸 (情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研) ,  勝本道哲 (情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 67  号： 10  ページ： 447-458  発行年： 2011年10月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究グループでは,自然でリアルな音を作り出すことができる立体音響システムの構築を目指し,小型の26チャンネル球形スピーカを開発してきた。本研究では,バイオリンとギターの実演奏音の放射特性を,この球形スピーカがどの程度再現できるのかを音響的に評価した。放射指向性は,音圧分布情報にベクトル演算を適用することで解析した。その結果,球形スピーカは,楽器音の音圧分布パターン自体の再現性は低かったが,楽器音の放射方向の時間変化の特徴をよく再現できることが明らかとなった。また,ワンボックススピーカや1ch音源をマルチチャンネルで同時再生した球形スピーカに比べて,楽器音の特徴をよく再現できることも分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *楽器 ,  放射パターン ,  指向性 ,  バイオリン ,  *ステレオ音響 ,  放射特性 ,  再現性 ,  ギター ,  *演奏
準シソーラス用語： *楽器演奏 ,  スピーカアレイ ,  *球形スピーカ ,  立体音響 ,  音圧分布 ,  *音楽再生

分類 (1件)： オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (16件)：

• FLETCHER, N. H. The Physics of Musical Instruments. 1998, 239-330
• 勝本道哲. 異なる放射指向性を持つ球形スピーカの実装. 音響学会聴覚研資. 2007, 37, 10, 837-842
• 勝本道哲. 異なる放射指向性を持つスピーカによる臨場感に関する聴覚実験. 音響学会聴覚研資. 2010, 40, 1, 13-16
• ITA. http://www.akustik.rwth-aachen.de/Forschung/Projekte/ela_dode
• LOOK LINE. http://www.lookline.com/

タイトルに関連する用語 (8件)： チャンネル ,  球形 ,  スピーカ ,  楽器 ,  演奏 ,  放射パターン ,  再現性 ,  音響