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J-GLOBAL ID:201102200716842575   整理番号:11A1196102

舌扁平上皮癌細胞株Tca8113における多剤耐性に対する温熱放射線療法の効果

The effect of thermo-radiotherapy on multidrug resistance in tongue squamous cell carcinoma cell line Tca 8113
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 186-189  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2325A  ISSN: 0254-1424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】舌扁平上皮癌細胞株Tca8113とMDR細胞株Tca8113/CBDEAにおける多剤耐性(MDR)に対する温熱放射線療法の効果及び細胞内アドリアマイシン(ADM)濃度を調査する。【方法】2つの細胞株の試料を温熱放射線療法(0.5時間,42°C,2Gyの放射線照射)で処置した。4時間後及び24時間後,MDR類縁タンパク質P-糖蛋白(P-gp),多剤耐性関連タンパク質1(MRP1)及びグルタチオンs-tranferase-π(GST-π)発現を,免疫組織化学法を用いて検出した。細胞内ADM濃度をHTS7000プラスバイオアッセイリーダーを用いて測定した。【結果】P-gp発現における変化は,4時間後及び24時間後,Tca8113/CBDEA及びTca8113細胞株において観察されなかった。MRP1発現はTca8113/CBDEA細胞株においては有意な変化がみられなかったが,Tca8113細胞株に温熱放射線療法後24時間で有意な低下があった。GST-π発現は温熱放射線療法後4時間でTca8113/CBDEA又はTca8113細胞株のいずれにおいても変化がみられなかったが,24時間で有意な減少がみられた。4時間及び24時間のいずれの時点でも,薬剤耐性は減少し,細胞内薬物濃度はいずれの細胞株においても有意に上昇した。【結論】温熱放射線療法は化学療法の効果を強化し,放射線によって誘発されるMDR因子発現を抑制する可能性がある。温熱療法及び放射線療法の併用はMDRを誘発しない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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