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J-GLOBAL ID:201102200889413661   整理番号:11A1755241

アミ(Americamysis bahia)エクジソン受容体のin vitro結合アッセイ開発

Development of an in vitro binding assay for ecdysone receptor of mysid shrimp (Americamysis bahia)
著者 (3件):
資料名:
巻: 105  号: 3-4  ページ: 708-716  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無脊椎動物に及ぼす内分泌撹乱物質(EDC)影響を同定する選別・試験法を確立する研究が世界的に行われた。本研究目的は,アミ(Americamysis bahia)エクジソン受容体のin vitro受容体結合アッセイ開発である。アミEcR cDNA(2888ヌクレオチド)とウルトラスピラクル(USP) cDNA(2116ヌクレオチド)をクローン化し,これらが各長さ570と410のアミノ酸予想蛋白質をコード化していることを決定した。これらの蛋白質の推定アミノ酸配列は,他の節足動物のものと,EcRで相同性36~71%,USPで44~65%を共有した。系統発生分析では,アミEcRは別のアミ類種イサザアミ(Neomysis integer)のEcRと共に独立なクラスタに分類され,クラスタは甲殻類の他の分類秩序のものと初期に枝分かれしていることを明らかにした。次に,アミEcR(abEcRdef)とUSP(abUSPdef)の配位子結合領域を,大腸菌(Escherichia coli)のグルタチオンS-トランスフェラーゼ(GST)融合ペプチドとして表した。アフィニティークロマトグラフィーにより融合ペプチドを精製し,GST標識を除去後,ペプチドを配位子-受容体結合アッセイに委ねた。[3H]-ポナステロンAは単独abEcRdefやabUSPdefペプチドに結合しないが,abEcRdef/abUSPdef混合物と,解離定数(Kd)=2.14nMで強く結合した。競争的結合アッセイでは,ポナステロンA,ムリステロンA,20-ヒドロキシエクジソン,α-エクジソンのIC50値は各1.2,1.9,35,1200nMであることを示した。対照的に,2つのジベンゾイルヒドラジン配位子(テブフェノジドとクロマフェノジド)のIC50値は>1.0×105nMだった。20-ヒドロキシエクジソンのIC50値変動値のアッセイ内係数とアッセイ間係数は各14.7%(n=5)と16.1%(n=8)だった。結果では,abEcRdef/abUSPdef混合物での結合アッセイを利用し,甲殻類EcRの広範な結合親和性を持つ化合物を選別できることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  バイオアッセイ 
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