抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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沖縄県宮古島の南東部,平安名岬西方,宮渡岬南端の太陽泉(通称ティダガー)に「石灰華段丘」が存在する。この長さ約70m,最大幅約30mの棚田のような地形の存在は地元の漁師達には知られていたが,その地形学的名称や学術的価値については漁師の方々はもとより,宮古市教育委員会も全く認知していなかった。この石灰華段丘について,野外調査により分布範囲,段差,流水路,周辺の地形・地質を調査するとともに試料を採取し,地上型3Dレーザー・スキャナーを使用してデジタル・レーザー計測を行った。採取した試料をβ線法およびAMS法により
14C年代測定を行った。さらに採水した水試料の化学成分等の分析を行った。これらの結果および考察を記述し,今後の問題についても記述した。