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J-GLOBAL ID：201102200993030332   整理番号：11A0181469

原始生化学の確立及び酵素発生に必要な時間への温度の大きな影響

Impact of temperature on the time required for the establishment of primordial biochemistry, and for the evolution of enzymes

著者 (4件)： STOCKBRIDGE Randy B. (Univ. North Carolina, NC) ,  LEWIS Charles A., Jr. (Univ. North Carolina, NC) ,  YUAN Yang (Univ. North Carolina, NC) ,  WOLFENDEN Richard (Univ. North Carolina, NC)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 51  ページ： 22102-22105  発行年： 2010年12月21日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 「原始酵素」の触媒効果が現在の酵素と同様に主にエンタルピー的であったとすれば環境が涼しくなるにつれて化学反応の速度増加が自動的に大きくなっていたであろうということを提案した。きわめて遅い生物学的反応のいくつかの非酵素的触媒,特にピリドキサールリン酸やセリウムイオン,がこの基準に合うことを示した。総合すると,過ぎてきた時間は生命が現在の複雑さに進化するのに十分ではなかったという見方に反して,これらの発見は初期の化学進化に要した時間を大きく短縮した。

シソーラス用語： 酸素 ,  *化学進化 ,  生命の起源 ,  温度依存性 ,  セリウム ,  エンタルピー ,  アルデヒド ,  窒素複素環化合物 ,  無機酸エステル ,  ジオール

分類 (1件)： 生命の起源と前生物学  (EC03020B)

物質索引 (1件)： ピリドキサールリン酸

タイトルに関連する用語 (2件)： 生化学 ,  酵素