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J-GLOBAL ID：201102201225063570   整理番号：11A0143574

知能的太陽光植物工場の新展開〔13〕-省資源・環境保全と高収量・高品質を両立させるサステナブル植物工場-

著者 (1件)： 古在豊樹 (千葉大 環境健康フィールド科セ)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 86  号： 1  ページ： 41-50  発行年： 2011年01月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物工場における高収量・高品質生産と省資源・環境保全を両立させるサステナブル植物工場が備えるべき要件を検討し,実現の方法論について太陽光植物工場を念頭に,総合環境制御の観点を論じた。植物生産システムと投入資源利用効率について説明し,投入資源利用効率と省資源・環境保全の関係,光エネルギー利用効率,水利用効率,無機肥料成分利用効率,生産に伴う価値創出等から植物生産システムにおける投入資源利用効率を論じた。植物生産システムの種類による環境管理技術の特徴と投入資源利用効率の差異,植物工場構築に必要な資源投入量と投入コスト,太陽光植物工場の対象植物や,工場における速度変数の「見える化」を図ることなど,サステナブル植物工場の実現性に対して説明した。

シソーラス用語： *植物工場 ,  *環境保全 ,  *省資源 ,  *作物収量 ,  *品質 ,  *持続可能な農業 ,  *太陽光 ,  生産システム ,  効率 ,  価値 ,  原価 ,  変数 ,  可視化 ,  実現可能性 ,  技術展望 ,  費用効果分析 ,  *両立性 ,  環境管理
準シソーラス用語： 価値創出 ,  光エネルギー利用効率 ,  植物生産システム ,  水利用効率 ,  速度変数 ,  投入原価 ,  投入資源利用効率 ,  無機質利用効率 ,  総合環境制御

分類 (1件)： 作物栽培施設  (FB03040V)

引用文献 (9件)：

• 林真紀夫 (編著) 2009. 施設園芸におけるヒートポンプの有効利用, 農業電化協会, pp. 156
• 加藤正弘・武政裕一・高砂浩之 2010. 植物生産施設のための栽培環境シミュレーション技術の開発農業電化63(7): 12-19.
• 古在豊樹 (編著者) 2009. 太陽光型植物工場--先進的植物工場のサステナブルデザイン--. オーム社. pp. 185
• 古在豊樹・Tong Yuxin・西岡直子・大山克己2010. ルーム (家庭用) エアコンを用いた温室の環境調節. 農業電化 63(6): 2-8.
• Kozai, T., Y. Tong, Nishioka, N. and Ohyama, K.2010. Integrative environmental control using heat pumps for reductions in energy consumption and CO₂ gas emission, humidity control and air circulation”. Acta Hortic.(GreenSys 2009).(in press)

タイトルに関連する用語 (8件)： 知能 ,  太陽光 ,  植物工場 ,  展開 ,  省資源 ,  環境保全 ,  収量 ,  高品質