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J-GLOBAL ID：201102201229290245   整理番号：11A1654373

硬度と摩耗抵抗性を改善するためのTi-6Al-4Vのレーザ拡散窒化

Laser diffusion nitriding of Ti-6Al-4V for improving hardness and wear resistance

著者 (3件)： MAN H.c. (Laser Processing Group, Advanced Manufacturing Technol. Res. Centre, Dep. of Industrial and Systems Engineering, The ...) ,  BAI M. (Laser Processing Group, Advanced Manufacturing Technol. Res. Centre, Dep. of Industrial and Systems Engineering, The ...) ,  CHENG F.t. (Laser Processing Group, Advanced Manufacturing Technol. Res. Centre, Dep. of Industrial and Systems Engineering, The ...)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 258  号： 1  ページ： 436-441  発行年： 2011年10月15日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン(Ti)合金は摩擦特性が悪く,表面特性改善のために通常表面処理が加えられる。就中,レーザ表面窒化はTi合金の硬度と摩耗抵抗性の増大のために一般的に使用される手法である。従来のレーザ表面窒化は窒素雰囲気中でのTiの表面融解を起こす。これにより不可避的に表面粗さが増大し,後処理が必要なる。本研究は,レーザ処理パラメータを注意深く選択することにより表面融解無しに行えるレーザ拡散窒化Ti合金の実現を目指した。X線回折(XRD),光学顕微鏡(OM),走査電子顕微鏡(SEM),及びプロファイル測定計によって窒化表面を評価した。繰り返しパス後の窒化層の厚みは1.62μmである。レーザ拡散による表面粗さの変化は最小である。ナノ刻印測定から,窒化層の硬度は11.3GPaで,Ti-6Al-4Vの約2.3倍である。スラブ上球による滑り摩耗試験により,約8倍の摩耗容積の減少が確認できた。今回の結果は,Ti-6Al-4Vのレーザ処理拡散窒化の表面特性と性能を向上させるのに有効であることを明らか示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *硬度 ,  *耐摩耗性 ,  *チタン合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  *レーザ照射 ,  *窒化 ,  X線回折 ,  光学顕微鏡法 ,  走査電子顕微鏡 ,  表面粗さ
準シソーラス用語： レーザ窒化

分類 (1件)： その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 硬度 ,  摩耗抵抗 ,  レーザ ,  拡散 ,  窒化