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J-GLOBAL ID:201102201702958151   整理番号:11A0288751

雄性特異的致死3(MSL3)の持つクロモ-バレルドメインの構造と生化学的研究はヒストンH4のモノまたはジメチルリジン20に対する結合選択性を明らかにする

Structural and Biochemical Studies on the Chromo-barrel Domain of Male Specific Lethal 3 (MSL3) Reveal a Binding Preference for Mono- or Dimethyllysine 20 on Histone H4
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資料名:
巻: 285  号: 52  ページ: 40879-40890  発行年: 2010年12月24日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの雄性特異的致死3(hMSL3)のクロモ-バレルドメイン(CBD)の構造と生化学的研究を行った。hMSL3・CBDの全体構造はMRG15・CBDと類似したが,hMSL3のβ1とβ2鎖間にはMRG15・CBDとは異なり保存された6残基が挿入されていた。メチルリジン結合部位内のGlu21が,hMSL3にモノ-かジメチルリジンへの結合選択性を与えることを示唆し,ヒトとDrosophilaのMSL3・CBDは,ヒストンH4N末端尾部Lys20のH4K20Me1かH4K20Me2にin vitroで選択的に結合した。メチルリジン結合ケージ内のTyr31のAlaへの変異は,in vitroでのH4K20Me1への結合を著しく弱くした。ハエのY31A変異体ホモ接合型は雄の生存を危険にさらした。MSL複合体はMSL3とH4K20Me1の結合で部分的に活性遺伝子に補充されるが,抑圧的なTip60・ヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HAT)複合体はMRG15によりヘテロクロマチンに標的化され,H4K20Me3リッチな部位に補充されると考えられる。
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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