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J-GLOBAL ID:201102201749282652   整理番号:11A1099986

新規なmTORはGrbを標的とすることに注目(New mTOR Targets Grb Attention)

New mTOR Targets Grb Attention
著者 (2件):
資料名:
巻: 332  号: 6035  ページ: 1270-1271  発行年: 2011年06月10日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Hsuら[Science 332,1317-1322(2011)]およびYuら[Science 332,1322-1326(2011)]の解説記事。mTORは,蛋白質複合体(mTORC1およびmTORC2)を形成して機能し,各種の生理応答の制御で重要な役割を持つ。HsuらやYuらはホスホプロテオーム分析を用い,mTORC1およびmTORC2の基質を同定し,アダプター分子Grb10がmTORC1の基質にであることを発見した。Grbは細胞質内にあって,インスリンおよびそれに関連するインスリン様増殖因子を抑制する。Grb10がmTORC1に直接リン酸化されると,より安定化されることを示した。マウスを用いた実験では,細胞からGrbを枯渇させるとインスリン感受性が増大し,過剰にGrbを発現させるとインスリンシグナリングが抑制される。即ちGrbはシグナル伝達経路の負のフィードバックループに関与し,一方mTORC1はインスリンまたはIGFsの下流を活性化し,Grb10をリン酸化しかつGrb10の能力を高めることによってインスリンおよびIGFsから継続的に発信されるシグナルを抑制することを示した。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  酵素生理 
タイトルに関連する用語 (3件):
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