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J-GLOBAL ID:201102201816774069   整理番号:11A1419688

生分解石油中のピロール窒素化合物の組成と分布の変化

Changes in composition and distribution of pyrrolic nitrogen compounds in biodegraded oils
著者 (5件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 337-344  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0570B  ISSN: 0379-1726  CODEN: TCHHCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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渤海遠海域からの48の石油試料中の中性窒素含有成分のGC/MS分析データは,石油中のピロール窒素化合物の量と分布への貯留層中生分解の著しい影響を示す。同じ根源岩からの非生分解石油と比較して,アルキルカルバゾールとベンゾカルバゾールに現れた顕著な生分解信号が,微~中生分解石油(レベル3から4)中で観察される。生分解の増加程度に伴い,窒素含有化合物の量は徐々に減少し,レベル6から8を有する大きく分解した石油中の元の濃度の約5分の1に低下する。低~中程度の生分解石油(レベル3から4)に対し,N-Hが露出するメチルカルバゾールはシールドされたタイプの異性体よりバクテリア攻撃の影響を受けやすく,被影響度の順は,l-メチルカルバゾール<4-メチルカルバゾール<2-と3-メチルカルバゾールである。生分解が高度に進行するにつれて,l-MC/4-MC比は,そのメチルカルバゾール異性体に対し,ほとんど一貫した減少速度の存在により比較的安定のままである。生分解の低~中ステージで,様々なジメチルカルバゾール異性体が生分解に対し著しく異なる抵抗を示し,被影響度の順はシールド異性体<部分シールド異性体<露出異性体だと思われる。メチルカルバゾールのように,様々なジメチルカルバゾールの相対濃度は,非常に激しく分解した石油中でほとんど変化を有しない。ベンゾカルバゾール化合物の分布への生分解効果は不確実であると考えられ,ベンゾ[a]カルバゾール/ベンゾ[b]カルバゾールは生分解レベルの増加とともに非常に顕著になる。生分解石油中のピロール窒素化合物の組成変質は,これらの石油の二次移動を追跡するためのその適用に影響する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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有機地球化学 

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