レーザに基づくδ<sup>18</sup>O及びδ<sup>2</sup>H測定に対する濃縮効果と液体標準物質を用いた水蒸気測定のキャリブレーションとの関係

SCHMIDT Markus; MASEYK Kadmiel; LETT Celine; BIRON Philippe; RICHARD Patricia; BARIAC Thierry; SEIBT Ulli; SEIBT Ulli

文献

J-GLOBAL ID：201102202053736663 整理番号：11A0145590

レーザに基づくδ¹⁸O及びδ²H測定に対する濃縮効果と液体標準物質を用いた水蒸気測定のキャリブレーションとの関係

Concentration effects on laser-based δ¹⁸O and δ²H measurements and implications for the calibration of vapour measurements with liquid standards

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資料名：
巻： 24 号： 24 ページ： 3553-3561 発行年： 2010年12月
JST資料番号： T0695A ISSN： 0951-4198 CODEN： RCMSEF 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

蒸発させた液体標準物質を用いる波長走査キャビティリングダウン分光法(CRDS)による同位体組成(δ²H,δ¹⁸O)測定のキャリブレーションの実現可能性について調べた。Picarro社のL1102-i形波長走査キャビティリングダウン分光法水同位体分析装置で水と水蒸気のδ²Hとδ¹⁸Oを測定した。CRDS水同位体分析装置に水試料を0.2~3μl注入して異なる水蒸気濃度で6種類の水試料(海水,水道水,雪)のδ¹⁸O値とδ²H値を測定した。水蒸気をコールドトラップで捕集し,捕集した水試料を低温減圧蒸留で抽出してCRDSとCO₂平衡化質量分析でδ¹⁸O値とδ²H値を測定した。質量分析装置はMicromass社のAquaperp自動試料調製装置とIsoPrime同位体比質量分析計をオンラインで接続した装置を使用した。CRDS装置の蒸発装置に一定体積の液体標準物質を注入し,測定した原データを濃度効果を考慮して補正することにより高い信頼性で水蒸気のδ²H及びδ¹⁸O測定がキャリブレーションできた。

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同位体存在比,質量スペクトル , 無機化合物の物理分析

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レーザに基づくδ18O及びδ2H測定に対する濃縮効果と液体標準物質を用いた水蒸気測定のキャリブレーションとの関係

レーザに基づくδ¹⁸O及びδ²H測定に対する濃縮効果と液体標準物質を用いた水蒸気測定のキャリブレーションとの関係