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J-GLOBAL ID：201102202079063233   整理番号：11A1210330

ラットLIRIモデルにおけるエフリンA1,HIF-1α,およびVEGFのmRNAおよび蛋白質発現

The expression of EphrinA1.HIF-1α and VEGF mRNA and protein in the rat LIRI model

著者 (3件)： ZHANG Peng (Dep. of Cardio-Thoracic Surgery,General Hospital of Tianjin Medical Univ., Tianjin) ,  ZHANG Peng (Dep. of Cardio-Thoracic Surgery,General Hospital of Tianjin Medical Univ., Tianjin) ,  L(U) Yang
資料名： Zhonghua Shiyan Waike Zazhi  (Zhonghua Shiyan Waike Zazhi)
巻： 27  号： 3  ページ： 369-372  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2337A  ISSN： 1001-9030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】肺虚血再潅流障害ラットのエフリンA1,HIF-1α,およびVEGFのmRNAおよび蛋白質発現の意義を調査する。【方法】Wistarラットに胸部後外側切開術を施行した。膨張した左肺の肺門を60分間クランピングして左肺虚血を誘発し,6時間再潅流した。ラット(50匹)を虚血群,虚血再潅流群,一致する手術対照群,および正常対照群に割り付けた。また,健康対照群も設定した。リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応とウェスタンブロット法をそれぞれ用い,エフリンA1,HIF-1α,およびVEGFのmRNAと蛋白質発現を検出した。【結果】虚血群,虚血再潅流群,および偽手術群の間で,エフリンA1,HIF-1α,およびVEGFのmRNA発現に有意差はみられず(P>0.05),再潅流後のVEGF mRNAレベルでさえ,健康対照群のレベルにまで回復した(P<0.05)。虚血再潅流群のエフリンA1,HIF-1α,およびVEGFの蛋白質発現は,他の群に比して有意に増加したが(P<0.05),虚血群と偽手術群の間で有意差はみられなかった(P>0.05)。ピアソンの相関解析で,虚血再潅流群のエフリンA1,HIF-1α,およびVEGF蛋白質発現の間で統計的相関がみられた。【結語】エフリンA1,HIF-1α,およびVEGFはLIRIの発症と相関した。これらのプロセスは,主に転写後レベルで制御された。mRNA発現は蛋白質発現と一致しなかった。エフリンA1,HIF-1α,およびVEGFの蛋白質発現は,主に再潅流期間に制御され,因子間で有意な相関がみられた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ラット ,  成長因子 ,  転写因子 ,  VEGF ,  mRNA ,  タンパク質合成 ,  分子遺伝現象 ,  虚血 ,  術後合併症 ,  *肺
準シソーラス用語： エフリンA1 ,  HIF-1α ,  蛋白質発現 ,  虚血再灌流障害 ,  Wistarラット

分類 (1件)： 呼吸器の基礎医学  (GI01020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： ラット ,  モデル ,  エフリンA1 ,  HIF-1α ,  VEGF ,  mRNA ,  蛋白質発現