抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは,これまでにRFIDを大学の講義や各種セミナーの教材とするために,電磁界シミュレーションソフト(S・NAP)を用いてRFID送信アンテナを設計し,製作を行った。RFIDはISS/IEC 1800-2によるもので,使用周波数は13.56MHzである。今回,このアンテナの発生する磁界の測定装置を開発したので報告した。具体的には,磁界強度を測定するための近接型ICカード用校正コイルをISO/IEC規格に従って製作した。校正コイルが誘起する開放電圧からアンテナの磁界強度を計算し,これを,アンテナ電流から計算した磁界強度と比較し,実用的な範囲で一致することを確認した。これらに基づいて基準ICカード基板のコイルを製作した。 コイル寸法は,72mm×42mmで4ターン,線幅500μmである。これを用いて測定用回路を製作した。