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J-GLOBAL ID：201102202189441632   整理番号：11A1009659

RORγtは自己免疫神経炎のエフェクター相に必須なヘルパーT細胞におけるサイトカインGM-CSFの産生を駆動する

RORγt drives production of the cytokine GM-CSF in helper T cells, which is essential for the effector phase of autoimmune neuroinflammation

著者 (8件)： CODARRI Laura (Univ. Zurich, Zurich, CHE) ,  GYUELVESZI Gabor (Univ. Zurich, Zurich, CHE) ,  TOSEVSKI Vinko (Univ. Zurich, Zurich, CHE) ,  HESSKE Lysann (Univ. Hospital of Zurich, Zurich, CHE) ,  FONTANA Adriano (Univ. Zurich, Zurich, CHE) ,  MAGNENAT Laurent (Merck-Serono Res., Geneva, CHE) ,  SUTER Tobias (Univ. Hospital of Zurich, Zurich, CHE) ,  BECHER Burkhard (Univ. Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 12  号： 6  ページ： 560-567  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘルパーT細胞における転写因子RORγt,サイトカインGM-CSF,インターロイキン(IL),インターフェロン(IFN)-γの役割を検討した。ヘルパーT細胞におけるGM-CSFの発現はIL-23及びRORγtによって駆動され,IL-12,IFN-γ,IL-27によって抑制された。GM-CSFを欠失する自己反応性ヘルパーT細胞はIL-17AまたはIFN-γ発現にも関わらず神経炎を始動できなかったが,Ifng遺伝子/Il17a遺伝子欠失ヘルパーT細胞によるGM-CSF分泌は実験的自己免疫性脳脊髄を誘発した。GM-CSF産生は神経炎を誘導する必要かつ十分なエフェクターサイトカインであることが示された。

シソーラス用語： ヘルパーT細胞 ,  *化学受容体 ,  *GM-CSF ,  *自己免疫 ,  神経炎 ,  タンパク質合成 ,  転写因子 ,  インターロイキン ,  インターフェロンγ ,  自己免疫病 ,  脊髄炎 ,  脱髄疾患 ,  *脳炎
準シソーラス用語： *RORγt ,  インターロイキン12 ,  インターロイキン23 ,  サイトカイン産生 ,  実験的自己免疫性脳脊髄炎

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  サイトカイン  (EB08090G) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (7件)： RORγt ,  自己免疫 ,  神経炎 ,  エフェクター ,  ヘルパーT細胞 ,  サイトカイン ,  GM-CSF