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J-GLOBAL ID:201102202260637519   整理番号:11A0999734

Hox mRNA翻訳および脊椎動物組織パターン形成におけるリボソームを媒介した特異性

Ribosome-Mediated Specificity in Hox mRNA Translation and Vertebrate Tissue Patterning
著者 (11件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 383-397  発行年: 2011年04月29日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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歴史的に,リボソームはmRNA翻訳において調節性能力をもつというよりむしろ構成的な複合体リボザイムとしてみなされてきた。ここでは,軸骨格の明白なホメオティック形質転換を含む驚くべき組織特異的パターン形成異常を示すマウスにおける,リボソーム蛋白質L38(Rpl38)遺伝子の変異を同定した。Rpl38変異体胚では,全体的な蛋白質合成に変化はなかった;しかしながら,ホメオボックスmRNAの選ばれたサブセットが混乱していた。これらのデータは,RPL38がmRNAに対する転写物特異的翻訳調節を与えるための調節性成分としての,80S複合体形成を促進していることを明らかにした。Rpl38発現が機能喪失表現系が起きた胚の領域で顕著に豊富であることも示した。予想外なことに,リボソーム蛋白質(RP)発現スクリーニングは,脊椎動物胚内での個々のRPsの動的調節を明らかにした。まとめると,RP活性が遺伝子発現および哺乳類発生における新しい層の特異性を分け与えるために高度に調節されていることを,これらの発見は示唆している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  遺伝子発現 

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