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J-GLOBAL ID:201102202522529895   整理番号:11A1324019

瀬戸内海中部・出崎海岸(岡山県玉野市)における埋没泥炭層の再検討-特に完新世中期の相対的海水準変動との関係について-

Re-examination of buried peat deposits at the Desaki Coast (Tamano City, Okayama Prefecture) in the central part of the Seto Inland Sea, with special reference to Mid-Holocene relatie sea-level variation
著者 (8件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 61-69  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: G0071A  ISSN: 0418-2642  CODEN: DAYKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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瀬戸内海中部・出崎海岸(岡山県玉野市)の埋没泥炭層について,その堆積環境を再検討し,完新世の相対的海水準変動との関係を考察した。泥炭層は,完新世中期のおもに約7,000~6,600cal BPの間に,塩性湿地で形成された。この時期は,瀬戸内海沿岸域における完新世の相対的高海水準期に相当し,泥炭層は約7,000cal BPに海水準上昇が鈍化する一方で,当該地域に及んだ海進に伴って形成されはじめた。泥炭層は高潮位面と最高潮位面との間で形成されたと考えられ,当時の潮位差が現在と同程度であったとすれば,泥炭層形成期間中の約400年間に相対的海水準は0.27~1.27m以上(妥当な最大値は0.5~0.7m)上昇し,約6,700~6,600cal BPに最高位まで達したと推定される。調査地域における局地的な沈降量を考慮しても,この間の海水準上昇はユースタティックな要因によると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  堆積環境,層相 
引用文献 (28件):
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