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J-GLOBAL ID：201102202556974812   整理番号：11A1676128

高張力鋼板の成形技術の展望

著者 (1件)： 林央 (理研)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 52  号： 606  ページ： 756-760  発行年： 2011年07月25日 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車の車体用高張力鋼に要求される特性と適用されている鋼種の状況,高張力鋼板のプレス成形での課題と成形技術を紹介した。他の材料と比較して安価で,成形も容易などの特長があり,広く使用されている。外板パネル,構造・補強部材などに使用されるなど,車体の部位により要求される特性,強度レベルが異なるが成形性も考慮して,各部位に適した材質,板厚を決める。成形に際しては,割れ,形状不良,寸法精度不良などの問題があり,対処の必要がある。高張力鋼板の成形技術として,テーラードブランク,熱間プレス,ロールフォーミング,プレス機械・金型技術・CAEシステムなどの周辺技術を説明した。

シソーラス用語： *鋼板 ,  *板金加工 ,  補強部材 ,  ブランク ,  ホットプレス ,  ロールフォーミング ,  *高張力鋼板 ,  テーラドブランク
準シソーラス用語： *金属板成形 ,  熱間プレス

分類 (2件)： 塑性加工一般  (WC04010P) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (19件)：

• 1) 岩谷二郎・田中福輝・白沢秀則・宮原征行:塑性と加工, 35-404(1994), 1122-1127.
• 2) 飯塚栄治・卜部正樹・山崎雄司・稲積透:塑性と加工,51-594(2010), 700-705.
• 3) 瀬戸一洋:第283回塑性加エシンポジウムテキスト,(2010), 9-16.
• 4) 塑性と加工「プレス成形面の形状精度」特集号, 24-275(1983), 1179-1304.
• 5) 薄鋼板成形技術研究会編:プレス成形難易ハンドブック(第3版), (2007), 336, 日刊工業新聞社.

タイトルに関連する用語 (2件)： 高張力鋼板 ,  展望