抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水圧電磁比例弁は,エネルギ伝達媒体として「清水」を用いていることから,高い衛生性,環境融和性を兼ね備えた液圧制御機器のひとつである。このバルブは,比例ソレノイドによりスプールを駆動し,スプールとスリーブの間での摩擦・摩耗を避けるため,スプールは静圧軸受けにより,スリーブ内において非接触で摺動していることを特徴とする。これまでこの種の制御弁に関する研究は,低圧の供給圧7MPaまでの圧力範囲において,報告されている。半導体,射出成型機,医療・医薬,化粧品などの環境性,安全性の視点から益々期待されている産業分野において,今後更なる高圧化,高精度化が要求される。本報では,供給圧力14MPaにおける水圧電磁比例弁の圧力特性,流量特性などの基本性能試験を行い,各部のクリアランス,静圧軸受け流量など設計パラメータが特性におよぼす影響を明らかにして,本バルブの特徴を明確にする。(著者抄録)