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J-GLOBAL ID:201102203197718410   整理番号:11A0104007

種特異的PCR法でモニターした桜シュート内部のTaphrina wiesneriの越冬

Overwintering of Taphrina wiesneri within cherry shoots monitored with species-specific PCR
著者 (5件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 363-369  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Taphrina wiesneri,サクラてんぐ巣病の病源菌はCerasus×yedoensis(日本で最も広く植えられている観賞用の桜種)に高い病原性を示す。この病気の適切な制御にはT.wiesneriの生活史を理解する必要がある。しかしながら,T.wiesneriが生息する感染木の場所は春に葉が付く期間及び開花期を除いて殆ど分かっていない。したがって,32のTaphrina属種のリボソームDNA ITS領域における69配列から設計したT.wiesneri特異的プライマーを用いたPCRによって春季の葉付け及び開花前にサクラてんぐ巣病シュート内部のT.wiesneriの部位の検出を試みた。葉付け前に採取した症候性及び無症候性C.×yedoensisから抽出したDNAをPCRで増幅した。症候性シュートの5mm茎切片(1つの茎切片を除く)と全芽でT.wiesneriを検出し,局部的に芽内側や樹皮内面に見られた。この結果からT.wiesneriが症候性シュート内部で越冬することが分かる。フルオレセイン-イソチオシアネート共役コンカナバリンAで染色した薄片の落射蛍光顕微鏡観察で症候性芽若葉の細胞間の空隙に真菌性菌糸を検出したが,無症候性では検出しなかった。この観察はPCR検出の結果を支持する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (26件):
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