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J-GLOBAL ID:201102203248512880   整理番号:11A1117453

Bacillus thuringiensis:生物殺虫剤の成功物語

Bacillus thuringiensis: A story of a successful bioinsecticide
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 423-431  発行年: 2011年07月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus thuringiensis(Bt)細菌は,昆虫幼虫宿主を殺すCryおよびCyt毒素として知られる殺虫性ポア形成タンパク質に依存した昆虫病原体である。すくなくとも,構造的相関性の無い異なる4種のタンパク質ファミリーが毒素中のCry毒素群を形成している。トランスジェニック作物中でのある種のCry毒素の発現が効果的な昆虫駆除に貢献した結果,化学殺虫剤の使用が大幅に減少した。三つのドメインからなるCry毒素ファミリーの作動機序は,これら毒素といくつかの昆虫中腸タンパク質との一連の相互作用を含んでおり,前ポアオリゴマー構造の形成とそれに続く膜内挿入の促進を伴って,浸透圧ショックによる中腸昆虫細胞の殺傷をもたらしている。本稿では鱗翅目,双翅目,鞘翅目の昆虫におけるこのタンパク質ファミリーの作動機序の理解についての最近の進歩を総説する。興味深いことに,カドヘリン,アミノペプチダーゼ-Nおよびアルカリホスファターゼといった類似したCry結合タンパク質がこの3昆虫目で同定され,保存された作動機序が示唆される。また,Cry毒素の攻撃に対する昆虫の応答の最近のデータを考察する。最後に,現在,農業で用いられているトランスジェニック作物を含む異なるBt由来産物について総説する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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微生物の生化学  ,  生物的防除 
タイトルに関連する用語 (5件):
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