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J-GLOBAL ID：201102203687667938   整理番号：11A0168255

トリチウムプローブによる蛋白質表面活性のin vitro研究

In vitro study of proteins surface activity by tritium probe

著者 (2件)： CHERNYSHEVA Maria G. (Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  BADUN Gennadii A. (Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS)
資料名： Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry  (Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry)
巻： 286  号： 3  ページ： 835-840  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： B0949B  ISSN： 0236-5731  CODEN： JRNCDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質の疎水性とその表面活性の測定は,手間がかかり入り組んだ問題なので,実験分析の普遍的技術が開発されなけえばならない。放射性標識は,生化学,薬学,表面化学の感度実験において,既に実用化されているが,トリチウムの物理特性(半減期:12.4年,β粒子の最大エネルギー:18.6keV)は,標識化合物の反応メカニズムの研究に一層の利点をもたらす。本研究では蛋白質に焦点を当てて,生物分子へのトリチウム導入技術を検討する。水/疎水界面での蛋白質の疎水性と表面活性のin vitro研究のための技術が開発された。技術には,トリチウム熱活性化法による生物分子のトリチウム標識化と,有機相によるシンチレーション相段階が含まれ,細胞膜モデルと位置付けることができる。トリチウム標識化条件を透析法とサイズ排除クロマトグラフィーにより求め,蛋白質が水/有機液体界面で高い表面活性を有することが見い出された。更に,球形蛋白質の疎水性の値が,実験により見い出された。

シソーラス用語： *三重水素 ,  *タンパク質 ,  *疎水性 ,  in vitro実験 ,  *界面活性 ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  *標識化合物 ,  細胞膜 ,  活性化 ,  熱影響
準シソーラス用語： *トリチウム ,  *表面活性 ,  同位体標識 ,  熱活性化

分類 (1件)： 標識化合物  (CB10050N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質 ,  表面活性 ,  研究