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J-GLOBAL ID：201102203694011827   整理番号：11A0146519

既存建築物の長寿命化を視野に入れた改修手法に関する研究-外断熱改修の実測調査による温度応力から見た長寿命化への可能性-

LONG LIFE REPAIR METHODS FOR EXISTING FACILITIES-Effectiveness of external insulation finishing system for long life facilities-

著者 (6件)： 平井健嗣 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  今井大樹 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  YI Sangjun (早稲田大 理工学術院 創造理工) ,  堤洋樹 (九州共立大) ,  小松幸夫 (早稲田大 理工学術院 創造理工) ,  新谷眞人 (早稲田大 理工学術院 創造理工)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 659  ページ： 169-177  発行年： 2011年01月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スクラップ・アンド・ビルドから脱却しサスティナブル社会を目標とし「解体・建て替え」という選択肢は可能な限り回避するため,概ね40年と言われるRC造の既存施設の寿命を延ばし,長寿命化を図るためには,適正な維持管理と共に長寿命化を視野に入れた改修が必要となり,その一つとして外断熱工法による改修がある。この研究では,公共団体の保有ストックの内,多くを占める学校施設に着目し,外断熱の長寿命化工法としての可能性を示した。

シソーラス用語： 建築物 ,  寿命延長 ,  *改修 ,  補強工事 ,  *外断熱 ,  熱応力 ,  *現場試験 ,  有限要素法 ,  持続可能な開発 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  学校 ,  平面計画 ,  屋上 ,  コンクリートスラブ ,  外壁 ,  断熱材料 ,  *表面温度 ,  *温熱環境 ,  季節的変動 ,  日変化 ,  年変化 ,  *シミュレーション ,  物理的性質 ,  配筋 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  既存建築物 ,  温度応力

分類 (1件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (27件)：

• 1) 小松幸夫,島津護:竣工記録に基づいた事務所建物の寿命調査,日本建築学会構造系論文集 第565号,pp.317~322,2003.3
• 2) 山形英之,堺孝司,藤田裕二,真鍋忠晴:RC造集合住宅の耐久性に対する外断熱の温度応力抑制効果に関する研究,コンクリート工学年次論文集Vol.26 No.2,pp.1675~1680,2004
• 3) 申 雪寒,長谷川寿夫,吉野利幸:外断熱工法の透気性と躯体コンクリートの中性化に関する研究,日本建築学会技術報告集 第18号,pp.21~24,2003.12
• 4) 吉野利幸:外断熱による建物耐久性の向上,RC造外断熱工法ハンドブック2003年度版,北海道外断熱建築協議会,pp.17~20
• 5) 河原弘明,林 幸雄ほか:建築物の温度荷重に関するアンケート集計結果の報告(その3),日本建築学会大会学術講演梗概集B-1,pp.85~86,1995.8

タイトルに関連する用語 (10件)： 既存建築物 ,  長寿命化 ,  視野 ,  改修 ,  手法 ,  研究 ,  断熱改修 ,  実測調査 ,  温度応力 ,  可能性