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J-GLOBAL ID：201102203740111556   整理番号：11A0421519

冷水性淡水魚の養殖技術に関する研究 1 消費者の求めるブランドニジマスづくり研究(3)ニジマスの評価を下げる臭みに関する研究

著者 (3件)： 鈴木邦弘 (静岡県水技研) ,  後藤裕康 (静岡県水技研) ,  渡辺清 (静岡県水技研)
資料名： 静岡県水産技術研究所事業報告
巻： 2009  ページ： 117-119  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： S0008A  ISSN： 1883-3136  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 富士養鱒場におけるニジマスの着臭実態や着臭機構を明らかにし,防臭方法を検討した。マス類が底生生物を補食する際に底泥を混食すること(泥食)が着臭原因であるという仮説を立て,汚泥汚水区,汚水区,清底清水区を設けてニジマスの飼育試験を実施した。汚泥汚水区は他の2区に比べ強く着臭しており,飼育場所や飼育方法により着臭の程度が大きく異なり,着臭原因は主に天然餌料に由来し,中でも胃内容物中に大量に出現したアオミドロが原因であると考えられた。汚泥汚水区の検体の身色は天然餌料の影響を受け,試験開始1~2か月でオレンジ~赤色に着色していた。汚泥汚水区でやや臭うレベルにある個体でも天然餌料を絶つことで2週間以内に除臭が可能であると考えられた。

シソーラス用語： ブランド ,  静岡県 ,  *ニジマス ,  養殖 ,  *臭気 ,  付着 ,  *脱臭 ,  底生生物 ,  *天然餌料 ,  ホシミドロ科 ,  スラッジ ,  *汚泥
準シソーラス用語： アオミドロ ,  *産地ブランド ,  着臭

分類 (3件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  魚類  (FH02020K) ,  食品の品質  (FJ01040F)

タイトルに関連する用語 (9件)： 冷水 ,  淡水魚 ,  養殖技術 ,  研究 ,  消費者 ,  ブランド ,  ニジマス ,  評価 ,  臭み