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J-GLOBAL ID:201102203751528165   整理番号:11A1054093

男性の生殖保存のための精子銀行:中国における6年の遡及マルチセンター研究

Sperm banking for male reproductive preservation: a 6-year retrospective multi-centre study in China
著者 (7件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 356-362  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2559A  ISSN: 1008-682X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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精子銀行は効果的に男性の生殖能力を保存することができるが,中国における精子凍結保存の現状は研究されていない。この遡及研究は,2003年1月から2008年12月まで,中国におけるマルチセンターで採取されたデータを基にした。収集したデータには,泌尿生殖器の病歴,凍結保存のための処方,精液パラメータ,使用度,生殖補助技術(ART)治療のタイプおよび妊娠転帰を含めた。研究した個体群には,上に示した診療所のうちの1か所における研究期間中に,精液をバンキングした1548人の男性を含めた。低温保存した精液試料のおよそ1.9%(30/1548)は,癌患者から採取された;ARTのために自分の精液をバンキングした患者の約88.8%(1374/1548)は,無射精症(anejaculation),重度の精子欠乏症および閉塞性無精子症のような男性不妊症であった。低温保存精液の合計使用率は22.7%(352/1548)で,119例が生児出生であった。細胞質内単回精子注入(ICSI)により,癌患者群の使用率は6.7%(2/30)で,1例が生児出生であった。ART群の使用率は,23.2%(319/1374)で,106例が生児出生であった。生殖関連疾患群の使用率は23.1%(31/134)で,12例が生児出生であった。各々のカテゴリーにおける精液パラメータは異なっていた;癌患者および不妊症群は精液の質が不良であった。in vitro受精(IVF)およびICSIは,低温保存精子の最も一般的な生殖補助技術治療であった。サルベージ法としての精液凍結保存は効果的であるが,多くの条件,特に癌患者で十分に活用されていない。認識不足,癌治療の緊急性および金銭的制約が低アクセス率の主要原因である。中国でこの医療サービスをよりよく利用するために,妊孕性温存の概念を大衆化しなければならない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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泌尿生殖器の臨床医学一般 

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