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J-GLOBAL ID：201102203949077894   整理番号：11A0163721

IDA-Cu機能化コア-サテライトFe₃O₄/ポリドーパミン/Au磁気ナノ複合体の調製とウシの血液中に豊富な蛋白質の枯渇へのそれらの適用

Preparation of IDA-Cu functionalized core-satellite Fe₃O₄/polydopamine/Au magnetic nanocomposites and their application for depletion of abundant protein in bovine blood

著者 (5件)： ZHANG Min (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  HE Xiwen (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  CHEN Langxing (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Yukui (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Yukui (Dalian Inst. Chemical Physics, Chinese Acad. Sci., Dalian, CHN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 20  号： 47  ページ： 10696-10704  発行年： 2010年12月21日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気ナノ粒子の超常磁性特性と金ナノ粒子の表面化学特性を併せ持つ,IDA-Cu機能化コア-サテライト複合体のFe₃O₄/ポリドーパミン/Auを合成した。Fe₃O₄コアにドーパミンの自己重合によりポリドーパミンシェルを接着させた。多数の金ナノ粒子サテライトをコアシェル構造の表面に金の還元により集合させた。11-メルカプトウンデカン酸(MUA)の自己集合単一層を金ナノ粒子とポリドーパミン層の表面に生成した。さらにMUAのカルボキシル基が,Cu²⁺で荷電したIDAと反応した。金と結合した長い有機鎖,ポリドーパミンの表面,ターゲット分子を捕捉するアンカとなるCu-IDA基により,この複合体は非常に特異的で,ウシの血液中に豊富な蛋白質ウシヘモグロビン(BHb)を除去できる。生体実試料に適用してBHb蛋白質の除去に成功し,この除去法により豊富な蛋白質を除去して疾病マーカーとなるような少量の蛋白質を見つけやすくすることで,プロテオーム研究に利用できると考えられる。

シソーラス用語： *脂肪族カルボン酸 ,  *銅 ,  構造 ,  コア構造 ,  *酸化鉄 ,  *重合体 ,  *ナノ粒子 ,  *ナノ複合材料 ,  *ウシ ,  *ヘモグロビン ,  超常磁性 ,  アンカ ,  除去 ,  バイオマーカー ,  解析 ,  機能性高分子 ,  分子認識 ,  脂肪族アミン ,  アミノカルボン酸 ,  第二アミン ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： コア-サテライト構造 ,  ナノ複合体 ,  プロテオーム研究 ,  *ポリドーパミン ,  *金ナノ粒子 ,  疾病マーカー ,  蛋白質除去

分類 (5件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  脂肪族カルボン酸の窒素誘導体  (CF03220A) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  磁性材料  (NA04040H) ,  各種物理的手法  (CC01030W)

物質索引 (2件)： 11-メルカプトウンデカン酸 ,  IDA

タイトルに関連する用語 (13件)： IDA ,  Cu ,  コア ,  サテライト ,  ポリドーパミン ,  Au ,  磁気 ,  ナノ複合体 ,  調製 ,  ウシ ,  血液 ,  蛋白質 ,  枯渇