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J-GLOBAL ID：201102203990267721   整理番号：11A1047157

飢餓及び無水生活条件下でのクマムシにおける貯蔵細胞に及ぼす比較研究

Comparative studies on storage cells in tardigrades during starvation and anhydrobiosis

著者 (4件)： Andy REUNER (Universit(a)t Stuttgart, Biological Inst., DEU) ,  Steffen HENGHERR (Universit(a)t Stuttgart, Biological Inst., DEU) ,  Franz Bruemmer (Universit(a)t Stuttgart, Biological Inst., DEU) ,  Ralph O. SCHILL (Universit(a)t Stuttgart, Biological Inst., DEU)
資料名： Current Zoology  (Current Zoology)
巻： 56  号： 2  ページ： 259-263  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2457A  ISSN： 1674-5507  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無水生活のエネルギー的側面に関するより多くの知見を得る目的で,オニクマムシ(Milnesium tardigradum),Paramacrobiotus tonollii及びMacrobiotus sapiensのクマムシ種における貯蔵細胞の数と大きさに及ぼす飢餓及び無水生活の影響を検討した。貯蔵細胞は,クマムシの体腔内の浮遊細胞であり,他の組織にとって一定の栄養状態を維持する目的で,グリコーゲン,蛋白質及び脂肪等の形態でエネルギーを貯蔵及び放出していると推定されている。クマムシの体サイズは貯蔵細胞の大きさとは相関しなかったが,測定した最も大きなM.tardigradum種は最も大きな貯蔵細胞を有した。3種の全てにおいて7日間の飢餓の後,貯蔵細胞の大きさの減少は明白であった。7日間の無水生活は,M.tardigradumにおいて細胞の多きさは減少したが,P.tonollii及びM.sapiensにおいては減少しなかった。M.sapiensは緑藻類で増加したにもかかわらず,輪虫及び線虫類を与えたM.tardigradum及びP.tonolliiに関して,この栄養における違いは,無水生活への貯蔵細胞の応答を反映しなかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *クマムシ動物 ,  *飢餓 ,  夏眠 ,  身体部位 ,  栄養状態 ,  グリコーゲン ,  タンパク質 ,  脂肪 ,  *エネルギー貯蔵 ,  緑藻類 ,  輪虫類 ,  線虫類
準シソーラス用語： 体腔 ,  無水生活

分類 (2件)： 動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 飢餓 ,  無水生活 ,  クマムシ ,  研究