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J-GLOBAL ID:201102204049629995   整理番号:11A1026268

可溶性腫瘍壊死因子受容体II及びアディポネクチンの球状ドメインからなる融合蛋白質sTNFRII-gADの真核生物発現及び生物活性測定

Eukaryotic expression and bioactivity determmation of the fusion protein sTNFRII-gAD consisting of soluble tumor necrosis factor receptor II and globular domain of adiponectin
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 207-215  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2184A  ISSN: 1000-3061  CODEN: SGXUED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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TNFαに対する優れた中和活性を持つ可溶性TNF受容体(sTNFR)IIを得るために,ヒトsTNFRII及びアディポネクチンの球状ドメイン(gAD)をコードする融合遺伝子sTNFRII-gADを構築し,次いでそれを哺乳類細胞に発現させ,その抗TNFα活性を分析した。まず,ヒト末梢血リンパ球の全RNAからRT-PCRによりsTNFRII cDNAを得て,gAD遺伝子とインフレーム融合した。次いで,融合遺伝子sTNFRII-gADを発現ベクターpAAV2neoにクローニングし,プラスミドpAAV2neo-sTNFRII-gADを得た。TNFRIIあるいはアジポネクチンのどちらかに対するモノクローナル抗体を用いた免疫蛍光染色により,pAAV2neo-sTNFRII-gADの一過性トランスフェクトBHK-21S細胞が陽性であることを示した。G418耐性BHK-21S/pAAV2neo-sTNFRII-gAD細胞を得るために,上記トランスフェクトBHK-21S細胞を800μg/mL G418を含む10%FBS含有DMEM培地において15日間培養し,培養細胞を接着から懸濁に変化させるために血清含有培養培地を無血清合成培地に変えた。24時間後に,sTNFRII-gAD融合蛋白質特性化及び抗TNFα活性分析のために培養上清を収集した。TNFRIIあるいはアディポネクチンのどちらかに対するモノクローナル抗体を用いて,ウェスタンブロッティング分析により,sTNFRII-gAD融合蛋白質が上清において単量体,三量体及び多量体として発現し,存在することを示した。生物活性アッセイにより,sTNFRII-gAD融合蛋白質が,L929細胞上でTNFαの細胞毒性を阻害するようにTNFαを中和する能力を持つことを示した。総合すると,この研究はsTNFRII-gAD融合蛋白質の大規模調製に対する基礎を築いた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子操作 
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